フジクラとキオクシアが急落、日経平均株価は1,000円超の下落「警戒感MAX」の相場でも…冷静な投資家は買っている〈東証プライム市場・値上がり率1位〉の半導体株【先週末動いた個別株】
東証プライム市場に上場している個別株式について、2026年5月15日(金)の騰落率ランキングをお伝えします。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:浜松ホトニクス〈6965〉……前日比+500円(+23.18%)/終値2,657円
【売買材料】
5月14日(木)取引時間終了後、同社は26年9月期第2四半期累計連結決算の発表にあわせて、通期の業績予想を上方修正。これがポジティブサプライズとなりストップ高まで買われた。AI半導体需要の拡大を背景に、半導体検査装置向けの光源・センサーが好調に推移しているほか、HBM(広帯域メモリー)やデータセンター関連の需要も追い風となっている模様。
2位:デクセリアルズ〈4980〉……前日比+700円(+22.23%)/終値3,849円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。5月13日(水)に発表した中期経営計画の目標値引き上げが材料視され、翌14日にストップ高。この日も引き続き中計目標値の引き上げが材料視されている模様。
3位:エイチワン〈5989〉……前日比+267円(+20.24%)/終値1,586円
【売買材料】
5月14日(木)取引時間終了後、同社は26年3月期連結決算と27年3月期通期業績見通しを発表。まず26年3月期は売上高が計画未達となったものの、営業・経常・純利益は計画から上振れて着地した。さらに27年3月期の営業利益は前期比9.2%増の160億円で最高益の連続更新を見込んでいる。加えて、年間配当予想も前期の64円から6円増配の70円を計画するなど、堅調な業績と株主還元姿勢の強化が好感された模様。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:テスホールディングス〈5074〉……前日比−231円(−22.47%)/終値797円
【売買材料】
当日15:00ごろ、同社は26年6月期第3四半期連結決算を発表。連結経常利益は前年同期比約11倍の24億9,700万円と、通期計画の18億円を第3四半期時点で上回る堅調な業績を示した。一方、同社業績に対する市場の期待は高く、株価は5月に入って約33.0%上昇していたこともあり、短期的な材料出尽くしムードから売りが広がった模様。加えて、同社が同日発表した通期の業績予想は、市場コンセンサスを30.8%下回る水準の前回予想を据え置いており、これも売りに拍車をかけたとみられている。
2位:平田機工〈6258〉……前日比−620円(−16.89%)/終値3,050円
【売買材料】
5月14日(木)取引時間終了後、同社は26年3月期連結決算と27年3月期通期業績見通しを発表。いずれも堅調な数字を示したほか、26年3月期の年間配当を65円から70円に、27年3月期は75円に増配する方針も発表した。一方で、直近3ヵ月(26年1〜3月期)の連結経常利益が前年同期比39.3%減と不振で、これが売り材料視された模様。
3位:群栄化学工業〈4229〉……前日比−995円(−16.75%)/終値4,945円
【売買材料】
5月14日(木)取引時間終了後、同社は26年3月期連結決算を発表。減益予想から一転して増益での着地となった。しかし、直近3ヵ月(26年1〜3月期)の連結経常利益が前年同期比35.8%減と振るわず、これが嫌気された模様。
