瑞穂保育園の近くに設置された、クマを検知するAIカメラ(4月24日、長野県飯山市で)

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 昨年4月に3人が重軽傷を負うクマの人身被害が発生した長野県飯山市は、同様の被害を防ぐため、クマの出没を検知するAI(人工知能)カメラの設置を市立保育園で進めている。

 4月24日には瑞穂保育園の入り口や近くの沢に1台ずつ設置し、今月中に全7か所の市立保育園への設置を完了させる予定だ。

 カメラは24時間稼働し、クマを検知すると、クマの動画が数分以内に市の関係部署の職員にLINEで通知される。市職員が動画を精査してクマだと確認した後、市民らに情報を周知する。クマの検知確率は90%以上だという。

 これまで同市では、市民らからクマの目撃情報を受けると、市職員が現場を確認してから注意喚起をしており、早くても30分〜1時間かかっていた。

 同市の担当者は「クマの活動が活発になってくる。AIカメラの設置で迅速な周知が可能になる」と話した。