3頭併せで追い切ったヘデントール(中央)=撮影・園田高夫

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 「天皇賞(春)・G1」(5月3日、京都)

 大阪杯で復活Vを果たしたクロワデュノールが29日、さらに上昇気配をアピール。2007年のメイショウサムソン以来となるダービー馬による春盾V、さらに父キタサンブラックに続く父子制覇へ意気込みを示した。史上6頭目の連覇を狙うヘデントールは、美浦Wで実戦さながらの3頭併せ。長欠明けの京都記念は8着と不本意な結果だったが、巻き返しへ闘志を燃やす。ダイヤモンドSを快勝したスティンガーグラスは栗東坂路で軽快な動き。勢いに乗ってG1初Vへ挑む。

 連覇を目指すヘデントールは美浦Wで3頭併せ。両サイドからしっかりプレッシャーをかけられる位置で、脚をためてラストで脚を伸ばした。タイムは6F86秒3−38秒0−11秒4。ウィンターベル、レッドキングリー(ともに4歳2勝クラス)ときっちり併入した。

 木村師は「道中の折り合いとか、ゴールまで頑張って走ってくれるかとか(を確認した)。変わらず元気に過ごしてくれています」と順調に調整が進んでいることに納得した様子だった。昨年の春盾Vから約9カ月半ぶりの再始動戦となった前走の京都記念は8着。ただ、トレセンに帰厩してから実戦まで期間が短く、万全の状態ではなかった。トレーナーは「連覇とかは考えない。日曜にいいコンディションで走れるよう、残り3日間、過ごしていきたい」と改めて気を引き締めた。