『ひゃくえむ。』が日本陸上競技選手権とコラボ ティーチイン付き上映会の実施も決定
劇場アニメ『ひゃくえむ。』と、6月12日から14日まで愛知・パロマ瑞穂スタジアムで開催される「第110回日本陸上競技選手権大会」とのコラボレーションが決定した。
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本作は、『チ。―地球の運動について―』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少で受賞した魚豊の連載デビュー作『ひゃくえむ。』(講談社刊)をアニメ化したもの。陸上競技の世界で、「100m」という一瞬の輝きに魅せられた対照的な2人の主人公の情熱と狂気の陸上人生を描いた物語だ。
監督を務めたのは、長編1作目の『音楽』で米アニー賞ノミネートをはじめ、国内外の映画賞で高い評価を受けた岩井澤健治。声の出演には、生まれつき足の速い“才能型”のトガシ役に松坂桃李、トガシとの出会いから100m走にのめり込んでいく“努力型”の小宮役に染谷将太が起用された。
2025年9月19日に全国203館で公開された本作は、SNSを中心に熱量の高い口コミやファンアートが多数投稿され、伊集院光、ハライチの岩井勇気、狩野英孝など著名人からの絶賛コメントも拡散。公開から8カ月目に突入する現在も上映が続いており、観客動員数54万人、興行収入は8億円を突破している。
また、世界各地での劇場上映や国内外の映画祭招待に加え、米ニューヨーク・タイムズが選ぶ「The Best Animated Shows and Movies of 2025」に選出。フロリダを拠点とする映画批評家協会・FFCCによるアワードでは長編アニメーション賞2位を獲得し、国内では第49回日本アカデミー賞アニメーション部門優秀賞を受賞した。12月31日から開始されたNetflixでの配信では、開始日に国内映画ランキングの1位を獲得し、Netflix世界ランキング(非英語映画部門)でも6位にランクインしている。
日本選手権は日本のトップアスリートが集結し、“日本一”を懸けて勝負する大会で、映画のクライマックスシーンにも登場する。今回のコラボレーションのタイトルは、劇中の台詞を引用した「劇場アニメ『ひゃくえむ。』日本陸上競技選手権大会 コラボレーション ーそういう景色を見ようぜー」となっている。
あわせて公開されたコラボビジュアルは、キャラクターデザインの小嶋慶祐が新規で描き下ろしたもの。主人公のトガシ・小宮を中心に、映画に登場する一流スプリンターである海棠、財津、樺木、森川が勢揃いする内容となっている。
大会会場では、オリジナルコラボグッズの発売、映画楽曲(主題歌&劇伴音楽)の使用、監督・キャストインタビューなども予定されている。コラボグッズは、アクリルプレート(2,500円)、クリアファイルセット(800円)、Tシャツ(3,500円)、トガシ、小宮それぞれのスポーツタオル(各2,000円)を販売。会場でコラボグッズを購入した者には、2,000円ごとに1枚、コラボステッカーがプレゼントされる。
さらに、4月29日には名古屋・伏見ミリオン座にて、『ひゃくえむ。』の『スタッフコメンタリー ver.』『メイキングドキュメンタリー ー真剣(ガチ)になるためー』の上映を記念した、ティーチイン付き上映会の実施も決定。プロデューサーの寺田悠輔が登壇し、今回のコラボレーションが決定した経緯など初出しの内容も語られる予定だ。ティーチイン終了後には、当日劇場で『ひゃくえむ。』パンフレット、アクリルスタンド、サウンドトラックの購入者を対象に、寺田プロデューサーによる特典会も実施される。(文=リアルサウンド編集部)
