Wソックス村上宗隆が“大谷超え”の快進撃も…本塁打量産を阻む本拠地「レートフィールド」の壁
ホワイトソックス・村上宗隆(26)の当たりが止まらない。
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日本時間20日のアスレチックス戦の五回無死一塁から、相手の先発左腕スプリングスの甘く入った変化球を捉えて右翼スタンドに叩き込む8号2ラン。18日のア軍との3連戦初戦から3試合連続本塁打を放った。
ここまで8本塁打はアストロズ・アルバレス(10本)、本塁打王3度(2017、22、24年)のヤンキース・ジャッジに次いで、ア・リーグ3位につけている。専門チャンネルMLBネットワークによれば、「デビューから22試合で8本塁打」は18年のエンゼルス・大谷(現ドジャース)の5本、22年のカブス・鈴木誠也、23年のレッドソックス・吉田正尚の4本を上回り日本人選手最多。村上はブルワーズとの開幕カードでも3試合連発を記録しており、「メジャー初出場から22試合で2度の3試合連続弾」は、近代野球では17年フィリーズのリース・ホスキンス(現ガーディアンズ)以来、史上2人目の快挙だという。
このペースならシーズン58本塁打。地元シカゴのファンからは、23年にアジア人初の本塁打王になった大谷を引き合いに「ネクスト大谷は村上だ」と期待する声が上がっている。
好調をキープすれば、ジャッジらア・リーグの強打者と本塁打王争いを繰り広げる可能性があるものの、村上の一発量産には本拠地シカゴの「レートフィールド」が壁になりそうだ。
同球場は左中間115メートル、中堅122メートル、右中間113メートルと平均的な大きさながら、外野フェンスは2.4メートル。30球場で最も低いため、外野手が本塁打性の当たりをもぎ取る「ホームランキャッチ」が多く見られる。外野手にとっては塀際の守備力をアピールし、投手をもり立てる格好の球場の一つ。23年7月のインターリーグでは鈴木が右翼フェンスギリギリの当たりを好捕、満塁弾を阻止して話題になった。
村上がここまで放った8本の内訳は本拠地2本、敵地6本。3月30日のブルワーズ戦(ミルウォーキー)では右中間のフェンス上部に当たってスタンドイン、今月5日のブルージェイズ戦では本拠地の中堅スタンドギリギリに入る一発を放っている。
外野手が捕球できない当たりを放てば問題ないとはいえ、夏場(6〜9月)のシカゴは湿度が高くなる時期で、打球が飛びにくくなる傾向がある。
今季のホ軍は6月以降、本拠地で50試合組まれている。村上は夏場に疲労がピークに達し、飛距離が出ずに打球が失速、相手外野手の好守に阻まれるケースが増えてもおかしくない。
本拠地シカゴで、地元ファンからため息が漏れそうなシーンが増えるかもしれない。
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日に日に評価を上げる村上と正反対なのがドジャース佐々木朗希だ。期待を裏切る成績以前に、いよいよ「人間性の問題」でアウト判定され、トレードに出される可能性があるという。いったいどういうことか。●関連記事 【もっと読む】「人間性」がアウト? ドジャース佐々木朗希にトレード説がくすぶり続ける根拠 では、それらについて詳しく報じている。
