3頭のなかで最も仕上がり具合がいいライヒスアドラー

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 「皐月賞・G1」(19日、中山)

 混戦模様が漂う牡馬クラシック第1弾に、レース史上最多タイの3頭出しで臨むのが上原佑紀調教師(36)=美浦=だ。しかも京成杯覇者グリーンエナジー、ホープフルS2着フォルテアンジェロ、弥生賞ディープ記念2着ライヒスアドラーといずれも能力の高い馬ばかり。勝てば自身初のG1制覇だけでなく、平成生まれ初のクラシック制覇など記録ずくめとなる一戦。若きトレーナーの手腕に注目だ。

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 新馬戦V後は勝利こそないものの、東スポ杯2歳S3着、弥生賞ディープ記念2着と重賞戦線で上位争いを演じているライヒスアドラー。上原佑勢3頭のなかで、仕上がり具合なら一番と言っても良い存在だ。

 1週前は美浦Wでデビューからタッグを組む佐々木を背に単走で追い切り、6F84秒4−36秒7−11秒4をマーク。あえて併せ馬をしなかったことについて、上原佑師は「1回(レースを)使っている分、仕上がりは進んでいます。負荷というよりは折り合いとしまいを意識した追い切りでした」と説明した。続けて「課題の手前も変えていたし、体のこなしに成長を感じます。(今週の最終追い切りも)テンションを上げない程度に」と満足そうな口ぶり。惜敗続きにピリオドを打つ。