ダウンジャケットを洗うときにクリーニングをお願いする方も多いはず。ですが、じつは自宅の洗濯機でも洗いやすいアイテムなのです。ここでは洗濯研究家の平島利恵さんが「ダウンジャケットが長もちする洗い方」を伝授。イヤなにおいや黄ばみの原因となる汗・皮脂をすっきり落として、次も心地よく着られます。

ダウンコートの「しまい洗い」6ステップ

「しまい洗い」とは、衣類に残った汗や皮脂汚れを、しまう前にしっかり落としきる洗濯のこと。黄ばみやシミ、虫食いなどを防ぎ、衣類を長もちさせます。

【イラスト】ダウンジャケットの洗濯ネットへの入れ方

ここではダウンコートのしまい洗いの手順をご紹介します!

●1:首元や袖口の汚れを落とす

繰り返し着用したダウンには、首元や袖口に皮脂汚れがついていることも。

「おしゃれ着用中性洗剤を表示どおりにぬるま湯に溶き、洗濯ブラシなどにつけて汚れた部分をたたいて浮かせるか、軽くこすり落としてください」(平島利恵さん、以下同)

●2:ファスナーを閉め、裏返してからたたんでネットに入れる

裏側は汗などで汚れやすいので、ファスナーを閉めてから裏返して、洗濯ネットにぴったり収まるようにたたんでネットへ。

「ニットと同様、洗濯ネットの中でダウンが動かないようにします。ネットの目は粗めでもOK」

●3:洗濯機の普通コースで洗う

洗濯機に入れ、おしゃれ着用中性洗剤と柔軟剤をセットして普通コースで洗います。

「すすぎは必ず2回以上行いましょう」

【ポイント】

ダウンの生地はこすれなどに強いことが多いため、洗濯機の普通コースでOK。ただし、中のダウンを傷めないよう、洗剤はおしゃれ着用中性洗剤を使用しましょう。

●4:乾燥機があれば5〜10分程度かける

洗濯機に乾燥機能がついていれば、ネットから出して5〜10分程度乾燥させるとダウンがほぐれます。

「ガス式の乾燥機の場合は高温になりすぎないよう、デリケートコースがおすすめ」

●5:ダウンをほぐしながら干す

ハンガーにかけ、サーキュレーターの風を当てながら部屋干しし、しっかり中まで乾かします。

「完全に乾ききらないうちに、途中で何度か、中の羽毛を手でほぐしましょう」

【ポイント】

ダウンが片寄った状態で乾くと、そのまま固まってしまいます。乾く前に何度か手でほぐすことで、ふんわりした仕上がりに。

●6:つるして不織布をかけるか、圧縮袋に入れて保管

羽毛を傷めたくないなら、通気性のある不織布のカバーをしてクローゼットのすみなどにかけて保管。省スペースを優先するなら、圧縮袋に入れても。

「圧縮袋は虫食い予防の効果も」

※ 洗剤の注意書きを確認し、使用してください