Meta、メタバースからAIへの方針転換でさらに700人を人員整理
Metaは、FacebookとVR部門のReality Labsから約700人の人員整理をすると、CNBCが報じています。もう、メタバースを諦めてAIに方針転換していくことが明確ですね。
今年1月も約1,500人の人員整理を実行していましたが、2カ月ほどでさらに減らすことにしたのですね。1月は主に、Quest VRヘッドセットやHorizon Worldsプラットフォームを手がけるReality Labs部門が対象でした。現在Metaの従業員数は全体で約7万8000人ほどです。じわじわと削っていきますね…。
Metaの広報は、米Gizmodoに対して以下のようにコメントを残しています。
Metaでは、各チームが目標達成に最適な体制を維持できるよう、定期的に組織再編や変更を行なっています。影響を受ける従業員には可能な限り、社内で別の機会を見つけるよう努めています。
メタバースは終わった?
2021年に、マーク・ザッカーバーグの「これからはメタバース!」の大号令で会社をFacebookからMetaに変更までしたけれど、今現在はご覧の通り。頭にでっかいVRヘッドセットを被らなきゃいけないというのは、一般人にはかなり高いハードルだったことがわかりました。一方で、MetaのRay-Banスマートグラスの売れ行きは好調です。見た目が普通の眼鏡と変わらないのが、「身に着ける」ハードルを下げているんだと思います。
VR事業部門のReality Labsは2021年以降、累計で730億ドル(約11兆円)超の損失を計上しました。さらに先週、Metaは「Horizon Worlds」を終了すると発表しましたが、数日後にはその方針を撤回。MetaのCTOであるAndrew Bosworthは先週、Instagramで
実は今日決めたばかりなのですが、既存のゲームについては、今後もVRで「Horizon Worlds」を引き続き利用できるようにします。
と語っていました。
MetaはAIにますます注力していて、マーク・ザッガーバーグは、Metaの社員と一緒に働くことを想定した「個人用AIエージェント」の開発まで進めているそうです。
さらに、先週のロイター通信の報道によると、Metaは従業員の20%以上を削減する見込みとのことで、およそ1万5000人規模に相当します。この報道によれば、「人件費を高額なAIインフラ投資と相殺すること、そしてAIがもたらす“より高い生産性”に備えるために実施する」とのことでした。
Metaの広報は米Gizmodoに対して、この報道について「憶測であり、仮定の話に過ぎない」とコメントしています。

