尾田栄一郎、「ONE PIECE」実写化チームに「詩的に考えて」と助言 ─ 冬島「桜の木」感動シーンに影響
の実写版「ONE PIECE」シーズン2は、“ヒルルクの桜”が美しく咲き誇る感動的なフィナーレを迎えた。この桜の木を実写版で再現できた背景には、原作者・尾田栄一郎氏のある言葉があったという。共同ショーランナーのジョー・トラッツが米に語った。
この記事には、「ONE PIECE」シーズン2第8話『DEER AND LOATHING IN DRUM KINGDOM』のネタバレが含まれています。
シーズン2第8話『DEER AND LOATHING IN DRUM KINGDOM』では、Dr.ヒルルクから託された塵をDr.くれはが打ち上げると、空にピンク色の雪が舞い広がる。それは、人々の心を癒すためにヒルルクが研究してきた、“桜”を降らせる塵だった。やがてピンク色に染まった雲が“桜の花”、そびえ立つドラムロッキーが“幹”となり、冬島に“桜の木”が現れる。
原作でも大きな感動を呼んだ“桜の木”について、トラッツは「絵であれば、木のように見える雲を描くのはとても簡単です。しかし実写では、はるかに難しくなります」と語る。その難題を乗り越えるうえで指針となったのが、尾田氏のアドバイスだったという。
「尾田先生からいただいた言葉で、僕が気に入って今も使っているものがあります。“詩的に考えて”という言葉です。様々なバージョンの木を検討する中で、本当に文字通りの表現のものもありました。でも、“あの瞬間”の詩的な要素を受け入れることが許されたおかげで、可能な限り最高のシーンにたどり着くことができたんです。」
完成した映像では、鮮やかなピンクの雲の間から光の差し込み、幻想的な“桜の木”が冬島にそびえ立つ。その視覚的な美しさと“不可能を可能にする”というメッセージが重なり合い、見る者の心に強く響く、まさに詩的な演出となっている。
Netflixシリーズ「ONE PIECE」シーズン2は配信中。
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