――打ち上げではお酒を解禁?

松田:それが撮影期間中もたくさん食べて、たくさん飲んでました。お酒も飲んでピザパーティをしたりとか、せっかく行ったから食べるのも頑張りました(笑)。

――英語は話せる?

松田:話せないですけど愛嬌だけはあるので、笑顔で乗り切れるタイプ。今回も音楽がかかっている広場で踊りに行ったら、アイコンタクトで現地のお姉さんがダンスに誘ってくれて一緒に踊ったりもしました。ある意味、ハプニングのカットもたくさん載せていただいています。

◆アイドルだけじゃない部分も見せていいんだ

――写真集の発売にあたって、赤裸々な思いを綴った連載コラムも書かれています。もともと文章を書くのは好きだったんですか?

松田:自分の思いを表現するのは好きなんですけど、あんまりそこに学びはないので、世に出していいものなのかっていう不安はありました。つまらないと思われたら嫌だなとか。でも今回は松田美里として書くから、整えすぎてもダメだなっていう。その塩梅が難しかったです。
私の場合、感覚的に感じて伝えたいことがワーッて書いてあるメモから抜粋して、これをどうまとめるかみたいな作り方をしちゃってるので、構成を入れ替えたりするのが大変で、書き上げるまでの時間はすごいかかりました。

――「私の宝物」「家族」「グループ」「自分」などテーマも悩みそうなお題です。

松田:もともとは違うテーマだったんですよ。でも文章を書いてるうちに、そのテーマについてどれぐらい書けるかが自分でもわからないので、相談しながらやっていました。

――どんな反響がありましたか。

松田:松田美里という人間の部分を知れたことが嬉しいって言ってもらえると、アイドルだけじゃない部分も見せていいんだなって許されたような気持ちになりました。

――26年間、家族の元から離れたことのない“箱入り娘”だと書かれていましたね。

松田:広島で生まれて上京してから一度も離れたことがないんですよ。母には一人暮らしをしたいと言ってるんですけど、「一旦ダメ」ってずっと言われています。その理由を聞いたら「ママの人生に美里を一人暮らしさせるというイベントはない」って(笑)。

――可愛い子には旅をさせよ、じゃない?

松田:ウチの母は、可愛い子が旅に出て死んじゃったらどうするの?です。

――連載を読むとお母さまは豪快な感じだったので、いってらっしゃい!じゃないんですね。

松田:「行ってらっしゃい!で、どこに誰と行くの?何時に帰ってくるの?」って感じですね。だから、22時を過ぎると「今どこ?」ってLINEが来て、すぐに返さないと電話がかかってきます。休みの日に出掛けようとすると「仕事ないのになんで出掛けるの?ママが家にいるのに」って言われるから、「私だって友達と遊びたい!」ってケンカになったこともあります(笑)。

――連載には3歳上のお兄ちゃんも登場してましたけど、過保護な感じですか。

松田:そうですね。家に帰る時間が遅くなると、母だけじゃなくてお兄ちゃんからもLINEがくるんですよ(笑)。頑張っている妹をサポートしなきゃいけないっていう気持ちが強いんです。

――松田さんもそんなお兄さんが好きだと書かれていましたが、理想の男性像もその影響は受けますか。

松田:あ〜、でもお兄ちゃんみたいな人は嫌です(笑)。二人とも完璧主義だから言い争いになると、お互いに引かないんですよ。

――その環境だと、「結婚して家を出ます」ってなったら大変じゃないですか。

松田:お兄ちゃんからは、「好きな人ができたら教えろ」「彼氏を紹介しろ」って昔からよく言うんですよ。広島生まれの男子は、その気が特に強いと思います。