ミラノ・コルティナ五輪、会場の“惨状”を英紙報道【写真:ロイター】

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ミラノ・コルティナ五輪

 ミラノ・コルティナ五輪の開幕を6日に控え、会場の準備不足が深刻な問題となっている。アルペンスキーの舞台となるコルティナなどの会場がいまだ「工事現場」のような状態にあると報じられ、波紋が広がっている。ボブスレー会場の建設遅延や、アイスホッケー会場のリンクが規定より小さいといった驚きの実態が明らかになった。

 英紙「ザ・サン」が「ケーブルの惨状 2026年冬季五輪の会場が開幕2日前にまだ『工事現場のよう』」との見出しで記事を掲載。「カオスが冬季五輪に襲いかかっている」と、競技会場の現状を伝えている。記事によると、運営責任者のアンドレア・フランシシ氏は「重大な組織上の課題」があることを認めているという。

 女子アルペンスキーが行われるコルティナのトファーナ斜面では、リフトがいまだ未完成だ。2日の時点でもケーブルカーのゴンドラ到着を待っている状態で、ファンの移動にはシャトルバスが投入される。渋滞緩和のために「学校を閉鎖する」という異例の措置もとられるという。さらにドイツメディア「ビルト」によれば、カーリングやボブスレー、リュージュなどの会場もいまだ建設中だという。

 さらに深刻なのがアイスホッケー会場だ。リンクが規定よりも4フィート(約122センチ)短く、試合開催に疑問符がついている。ミラノの会場では更衣室も未完成の状態だ。開幕直前には50センチの降雪も予想されており、大会関係者はさらなる苦境に立たされている。

(THE ANSWER編集部)