『カフネ』阿部暁子(講談社)

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 阿部暁子の『カフネ』(講談社)が2025年もっとも売れた小説となった。

【画像】阿部暁子の『カフネ』が各ランキングで1位を獲得

 累計40万部(紙・電子含む)を突破した第22回本屋大賞受賞作『カフネ』。第18回オリコン年間本ランキング(文芸書ジャンル)や、日販調べ2025年年間ベストセラー、トーハン調べ2025年年間ベストセラーなど各ランキングで1位を獲得している。

 最愛の弟を亡くした姉・野宮薫子は、遺志に従い弟の元恋人・小野寺せつなと再会する。不器用で無愛想に見えるせつなだが、倒れてしまった薫子に手料理をふるまい、荒れた生活を送っていた彼女の心と体を温めてくれた。せつなに誘われた薫子は家事代行サービス「カフネ」のボランティアを手伝うことに。食事をととのえ、暮らしに寄り添うことで、訪れた家の人々の心をほどいていく。

 2025年12月27日発売の「BE・LOVE」2月号より、作画・本多モコによるコミカライズ連載もスタートされている。

■著者プロフィール阿部暁子(あべ・あきこ)岩手県花巻市出身、岩手県在住。2008年『屋上ボーイズ』(応募時タイトルは「いつまでも」)で第17回ロマン大賞を受賞しデビュー。著書に『どこよりも遠い場所にいる君へ』『また君と出会う未来のために』『パラ・スター〈Side 百花〉』『パラ・スター〈Side 宝良〉』『金環日蝕』『カラフル』などがある。本作『カフネ』で第8回未来屋小説大賞、第1回あの本、読みました?大賞、2025年本屋大賞を受賞。

(文=リアルサウンド ブック編集部)