M!LK、「好きすぎて滅!」ヒットを生み出したメンバーの姿勢 時代の先を行きつつも忘れない感謝
M!LKの最新曲「好きすぎて滅!」が話題になっている。10月27日に配信リリースされた同曲は、「あなたが好き過ぎて存在ごと消えちゃいそう!」という爆発的な愛を歌ったラブソング。グループ結成10周年イヤーの締めくくりを飾る、ファニーでポップな楽曲となっている。
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新たなキラーワード“滅”に火をつけるコンテンツの数々
リリース日に公開されたMVの再生回数は、現在350万回を突破し(11月5日現在)、Spotify Japanの急上昇チャート1位にもランクイン。〈マジ ぎゅんぎゅんぎゅん/好きすぎて滅!〉という耳に残る歌詞に乗せて、TikTokをはじめとしたショート動画SNSでも多くの人がカバーしており、以前から話題となっていた。
同楽曲がここまで大きなバズを生み出しているのは、メンバーたちが目に見える形で楽曲を盛り上げる工夫をしている部分も多いだろう。M!LKは、10月20日に「好きすぎて滅!」の配信リリースを発表し、あわせてティザー映像を公開した。映像では、山中柔太朗、曽野舜太、塩粼太智、吉田仁人、佐野勇斗が順番にインタビューのようなタッチで「好きすぎて」と呟き、最後に〈好きすぎて滅!〉というインパクトの強いパートを解禁。公式SNSで発表された楽曲説明が「M!LK結成10周年イヤーを締めくくる純愛ラブソング」であったことから、多くのファンが王道アイドルソングを予想していたが、M!LKらしい“トンチキソング”の誕生に大盛り上がりとなった。
その後10月21日にTikTokにて音源の一部先行配信がスタート。佐野、塩粼、曽野、山中、吉田の順番で1日ずつソロでのパフォーマンス映像を公開していった。さらには振り付けレクチャー動画として0.5倍速の音源で振り付けが反転している動画やイントロver.とCrazy ver.の音源を展開したりと、さまざまな形で「好きすぎて滅!」を楽しめるような工夫が施された。また、10月31日に公開されたコール講座では、塩粼が監修したコールに加えて、サビで登場する“滅ポーズ”のポイントや日常会話で“滅”を使用する際の例をレクチャーしていた。
X(旧Twitter)の個人アカウントを持っている佐野は11月3日の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)出演にあわせてメンバー一人ひとりをそれぞれの感性で紹介。フルパワーで踊る映像がSNS上で話題になっている塩粼を「最近回ってくるおもしろ動画は、大抵このお方です」とした上で、「ケバブしか食べない」「ケチすぎて滅」とメンバーならではの視点で紹介。他にも曽野を「太りたいんだよねって言ってささみしか食べなくて滅」、山中を「おバカすぎて滅」、吉田を「可愛すぎて滅」と表現。どんな時にも使える単語として“滅”というワードも今後どんどん浸透していくだろう。
M!LKのスタンスは10年間変わらない
M!LKは2025年、3月リリースのメジャー2ndアルバム『M!X』のリード曲「イイじゃん」でヒットを巻き起こした。4月には『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)へ初出演を果たし、夏の大型音楽特番にも多数出演。下半期に入ってからは『ラヴィット!』(TBS系)のシーズンレギュラー、冠番組である『限界突破!やってM!LK シーズン2』(TBS系)と『M!LKじゃん!』(ABCテレビ)の放送開始させるなど、メディアへの露出機会も格段と増えた。
また、11月3日の“イイみるくの日”に向けて、み!るきーず(M!LKのファンネーム)とともに2025年のラストスパート企画も行い、「#みるく行くぞ紅白」のハッシュタグを展開し、SNSにはたくさんの想いが届けられた。この企画は、楽曲「イイじゃん」で出会った人々を掴んで離さないエンターテイメント性はもちろんのこと、これまで支えてくれた全国のみ!るきーずと一緒に走り続ける、覚悟と自信のようにも感じられた。夢や目標を口に出すのは、おそらく怖いはず。だが、今のM!LKは自信があるのかもしれない。結成当初から掲げていた『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)への出場という目標をみ!るきーずとともに達成するため、彼らは「#みるく行くぞ紅白」と発信したのだ。
そんな“イイみるくの日”当日は、『CDTVライブ!ライブ!』で「好きすぎて滅!」をフルサイズでテレビ初パフォーマンス。続く放送枠の『テレビ×ミセス』(TBS系)では「イイじゃん」を披露した。彼らが掴んだチャンスの場で、初めてM!LKを観る人にたくさんの笑顔を届ける。そして、応援してくれているファンへの感謝を忘れない、そんなメンバー本人の姿勢も「好きすぎて滅!」が盛り上がる原因なのかもしれない。
佐野は、10月29日に行ったInstagram Liveにて「やってることは変わってないの、10年前から」と発言していた。大きなヒットを生んだ「イイじゃん」から路線変更したのではなく、M!LKのCDデビューは「コーヒーが飲めません」からスタートしているのだ。よく「時代が○○に追いついた」という言葉を聞くが、それはまさに今のM!LKを指しているように感じる。
彼らは11月13日に放送される『ベストヒット歌謡祭2025』(読売テレビ/日本テレビ系)への出演が決定しており、12月6日からはアリーナツアー『M!LK ARENA TOUR 2025-2026「SMILE POP!」』がスタートする。これから年末にかけて、彼らを見る機会がより増えるはず。来年以降も、M!LKが日本を明るくすることを期待してやまない。
(文=鈴木敦美)

