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ラーメン店の店主が「使ったティッシュを丼ぶりに捨てないで」と呼びかける記事を掲載したところ、大きな反響があった。

記事はこちら(ラーメン店主が苦言「丼ぶりに鼻かんだティッシュ捨てないで」、"不快"だけじゃなかった理由とは?)

丼ぶりに捨てるなというのは、不衛生なだけでなく、片付けやゴミ処理の手間がかかるといった理由があった。

どうしても食事をしていると出てしまうゴミの処分に、店はさまざまな工夫をこらしている。

あるラーメン店では、カウンターに「保健所からの指導により使用済みのティッシュは、備え付けのゴミ箱に入れて下さい」と言う張り紙があった。

保健所が指導するほど、客が鼻をかんだり、口をぬぐったりしたティッシュの処分は問題になっているのだろうか。

●保健所「そのような指導はしていない。だが」

店がある地域を担当する新宿区保健所に聞くと、結論としては「そのような指導はしていない」という。

保健所では飲食店に対して、カウンターや食器などを清潔にすることや、調理場にゴミ箱の設置を指導することがあるという。

ただ、客席にまでゴミ箱の設置をするように指導しないそうだ。

「今回のような文言で客のゴミ捨ての行動を促すような指導もしません」

「口をつけたり、鼻をかんだティッシュを丼ぶりに捨てたとしても、口をつけた丼ぶりと同じで、洗浄すればよろしいかと思います」

ただ、「カウンターや食器は清潔に」という指導の内容を拡大したものとしてはとらえられるという。

実際に指導がなかったとすれば、店は保健所の名前を持ち出すことで、客のマナー向上を狙ったものではないかと考えられる。

こうした行動を保健所では必ずしも咎めることはしないとした。

実際には指導はなかったようだが、やはり店の清潔という観点からは、使ったティッシュを丼ぶりに入れるのは控えておいたほうがよさそうだ。