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フラッグシップSUV、実車公開

アウディは、フラッグシップSUVのQ8の改良新型を発表した。中東で開催された国際モーターショー「GIMSカタール」では、スポーティモデルのSQ8の実車が公開されている。欧州では10月下旬に発売予定である。

【画像】スタイリッシュな旗艦クーペSUV【改良新型アウディQ8の内外装を写真で見る】 全22枚

アウディQ8は2018年に登場したミドルサイズのクーペSUVで、今回の改良では内外装のデザイン変更や車載機能のアップデートが施されている。


GIMSカタールで公開されたアウディSQ8    AUTOCAR

価格は7万5500ポンド(約1370万円)からで、英国では主に「Sライン」、「ブラック・エディション」、「フォアシュプルング」の3種類のグレードが用意される。エントリーグレードのSラインには、電動スポーツシート、キーレスゴー機能、デジタルコックピット、ヘッドアップディスプレイ、4ゾーン・クライメートコントロール、Bang & Olufsen製プレミアムサウンドシステムが標準装備される。

ブラック・エディションはその名の通り、22インチホイール、ドアミラー、エンブレムなど、内外装をブラックカラーで統一している。価格は8万50ポンド(約1450万円)から。

ハイグレードのフォアシュプルングは9万9300ポンド(約1800万円)からで、パノラマサンルーフ、四輪操舵(AWS)、パワフルなLEDヘッドライト、レザーシートが装備される他、マッサージシート、リアシートヒーター、サイドドアのイージークローザーなどが標準装備となる。

スポーティモデルのSQ8の価格は9万7245ポンド(約1770万円)から。S専用のエクステリアデザインと23インチのアルミホイールが標準装備され、アダプティブ・エア・スポーツ・サスペンション、パーキング・アシスタンスも追加される。

内外装をリフレッシュ

エクステリアとしては、最近改良されたEVのQ8 eトロンと同様に、新しいマトリクスLEDライト、滑らかな表面処理、アグレッシブな大型エアインテーク、エンジン音を強化するという新しいエグゾーストシステムなど、細部に変更が加えられた。

最も大きな変更点はフロントグリルで、アルミ調の縦型インレイが特徴的だ。一方、上級グレードではボディトリムが色分けされ、よりミニマルな外観となる。


GIMSカタールで公開されたアウディSQ8    AUTOCAR

パワートレインは従来とほぼ変わらない。SQ8には、ポルシェ・カイエン・ターボやランボルギーニ・ウルスと同じ、最高出力507psの4.0L V8ツインターボが採用されている。気筒休止システムにより、4気筒での走行も可能である。

高性能モデルのRS Q8も今後数か月のうちに同様の改良が施される見込みだが、パワートレインの変更についてはまだ明らかではない。

Q8 60 TFSIでは、最高出力360psの3.0L V6ガソリンターボが搭載され、0-100km/h加速タイムは5.6秒とされる。48Vマイルドハイブリッド・システムが備わり、低負荷時では最大40秒間の惰性走行が可能だという。

Q8 45 TDIには最高出力230psの3.0L V6ディーゼルターボが搭載され、0-100km/h加速は7.1秒。Q8 50 TDIでは最高出力286psのV6が搭載され、0-100km/h加速は6.1秒となる。最高速度はそれぞれ225km/hと240km/h。

新世代のLEDライト搭載

ヘッドライトには、新デザインのマトリクスLEDが採用され、フロントのワイド感を強調している。61個のOLEDが使用され(小型のQ4 eトロンでは10個)、他の車両などに対して警告サインを表示したり、ドライバーの好みに合わせたスタイル(シグネチャー)を設定したりすることができる。インフォテインメント・システムから、4種類の「ライト・シグネチャー」を選ぶことができる

リアライトもグロストリムで装飾され、ライトバーにエンブレムが組み込まれる形となった。Q6 eトロンで初めて導入されたダイナミックライト機能を搭載しており、ハザードライトと合わせて赤い三角形の警告マークを表示し、周囲のドライバーに障害物を警告することができる。


GIMSカタールで公開されたアウディSQ8    AUTOCAR

ホイールは、21インチから23インチまで、5種類のデザインが用意される。

インテリアの変更は最小限に抑えられている。今回の改良から新たに3つのトリムオプション(サヒール・ゴールド、アスカリ・ブルー、チリ・レッド)が追加され、いずれもメタリック仕上げとなる。

インフォテイメント・システムは、初めてサードパーティ製アプリに対応するようになり、Amazon MusicやSpotifyからコンテンツをストリーミングできるようになった。また、バーチャル・コックピット・ディスプレイのグラフィックもより精細なものとなった。