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(台北中央社)数位発展部(デジタル発展省)の唐鳳(オードリー・タン)部長(大臣)は25日、通信の強靭性(きょうじんせい)を高めるため、災害時に携帯電話の利用者が契約した事業者とは別の通信網を使える「ローミング」の試験を、9月21日に内政部(内務省)消防署(消防庁)が行う大規模災害救助訓練で初めて実施すると明らかにした。

唐氏はこの日、メディアとの交流会に出席。災害により事業者1社の通信に障害が生じた場合でもローミングの導入で円滑な通信を確保できるとし、被災状況や避難に関する情報を入手できると強調した。

また10月20日には警察や消防職員、緊急医療サービス向けブロードバンドインターネット接続サービスの公共保安および災害救援(PPDR)システムの検証を行うと明かした。音声通話だけでなく、映像を送受信し、遠隔救助が可能になるとして、意見を集めるとした。

国際海底ケーブルについては増設を奨励し、保護メカニズムを強化する方針を示した。今年2月に台湾本島と離島・馬祖をつなぐ海底ケーブル2本が相次いで断線したことに関しては、マイクロ波通信や非静止衛星などによる支援体制を確保したと語った。

(蘇思云/編集:齊藤啓介)