「日本を追えているだけでも奇跡だよ」カタールW杯の韓国代表コーチが日韓における育成環境の違いに嘆き節!
2002年日韓ワールドカップの韓国代表メンバーで、かつて清水エスパルスでもウインガーとしてプレーした41歳。2018年に発足した韓国代表のパウロ・ベント体制でコーチに就任すると、およそ4年半に渡ってポルトガル人指揮官を右腕として支え続け、カタール・ワールドカップでのベスト16進出にも小さくない貢献を果たした。
まずチェ・テウク氏は「欧州において、韓国の12〜15歳の選手たちに対する評価は高いんだ。誰もが“上手い”と言ってくれる」と指摘する。だが、問題はそこからだという。「大学サッカーに進むためには結果が求められる。指導者も同じだ。選手を良い大学に進学させたかどうかで評価されるんだ。哲学や戦術じゃなくね」と力説し、「若いうちに基礎を学んでおかないと取り返しがつかなくなる。成長してからでは遅いんだ。大学を出た後なんてなおさらだよ」と吐き捨てた。
さらに、「ソン・フンミンのお父さんがこんなことを言っていたよ。『どうして韓国の高校サッカーは勝利至上主義なんだ? KFA(大韓サッカー協会)は進学に関する側面をあらためるべきだよ』とね」といったエピソードも披露した。
加えて、日本サッカーとの比較論も展開。「日本にいくつユースチーム(正しくは小中学校年代のチーム)があるか知っているか? 1万5000だよ! 韓国はたったの800だぞ」とまくし立て、「それでも韓国が良い選手を輩出できているのは単にDNAのおかげだ。韓国サッカーのシステムの恩恵ではない」と断じる。そして、「今現在、韓国が日本を追えているだけでも奇跡だよ」と言い切った。
これから本格的に監督業にチャレンジするチェ・テウク氏。最後に「チャンスがあればもちろんやってみたい。2002年は選手として、2022年はコーチとしてワールドカップで結果を残せた。2042年には監督として代表チームを率いて、ベスト16に導きたい」と意気込みを語った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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