「66」で最終日を終えた馬場咲希 日本2連戦へつながる好フィニッシュだ(撮影:ALBA)

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<アジアパシフィック女子アマチュア選手権 最終日◇6日◇サイアムカントリークラブ ウオーターサイドコース(タイ)◇6309ヤード・パー72>
全米女子アマチャンピオンらしいゴルフを見せた。馬場咲希(ばば・さき、代々木高校2年)は初日からグリーン上で苦戦し、1〜2ヤードのパットを外して停滞していたが、最終日はその距離をほぼ取りこぼすことなくカップに沈めた。最終日の難しいピン位置でこの日のベストスコアタイとなる6バーディ・ボギーなしの「66」でラウンド。25位タイから6位タイに順位を上げて4日間の戦いを終えた。
インの10番から出た馬場は11番、14番でそれぞれ2メートルほどの距離を沈めてバーディ。好スタートを切ったが、17番パー4ではこの日最大のピンチを迎えた。グリーン手前に池のあるホールで、1打目がフェアウェイ右サイドにある、アゴの高いフェアウェイバンカーにつかまった。「ボギーでも仕方ない」とレイアップを選択。3打目も割り切ってピンの右6ヤードに乗せると、左に大きく曲がる傾斜がかかっていたが「ラインが浮かんできました」と、ボールはきれいにカップに沈んでパーセーブに成功した。
後半の3番パー4では80ヤードほどの3打目を1.2メートルにつけてパーセーブすると、ともにパー5の6番と8番は、きのうまでと違う攻めのマネジメントで攻略してバーディ奪取。ピンチの場面でも流れを切らさずに、後半だけで4つ伸ばしてフィニッシュした。
今大会前は国内女子ツアーで「自信を持てなくて」と思うようなプレーができていなかった。
自信を取り戻すため、今大会では「結果を残すこと」を一つの目標としていた。3日目までを振り返ると「結果を求めすぎていて、それがプレッシャーになっていました。きょうはプレッシャーをかけ過ぎずにプレーを」と気持ちを切り替えたことが、好スコアにつながった。
3日目は1メートルほどのバーディパットを外すなど迷いもあったが、「きょうは(パッティングは)強めに打つことと、外してもいいから狙ったところに打つことを意識しました」と意識を変えると面白いようにパットが決まった。
「最終日に納得できるラウンドができたので、いい終わり方だと思います」と少しの自信を取り戻して笑顔を見せた。次週からは国内女子ツアーの「伊藤園レディス」、「大王製紙エリエールレディス」に出場する。「結果がどうあれ、自信を持ってポジティブにプレーできればいいなと思います」。タイでの収穫を日本に持ち帰って、馬場らしいプレーを見せる。(文・小高拓)

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