【前園真聖コラム】第373回「敗戦した2試合に足りなかった考え方とは」
その問題については、反町康治技術委員長のブリーフィングで記者から「11月のベトナム戦は時差の少ないJリーガーで、続くオマーン戦は海外組で戦うという考えはないのか」という質問を受けていました。反町委員長は否定的な考え方を示しつつ、森保監督からのいろいろな要望が出たら、それに対応していくと答えています。
今までもそうやってきたのでしょうが、ではなぜ負けたか。
僕は、選手のコンディションをあまり考えずに、これまでの形にはめて戦ったのがその原因だと思っています。ですからもし呼べるのだったらさらに多くの選手を招集し、その中からピックアップしたほうがいいでしょう。
また、これまでに比べて調子の上がっている選手もいます。鎌田大地はぐっとよくなりましたし、三笘薫も活躍し始めました。彼らは当然身体も出来てきていますし、精神的にもいい状態だと思います。
そういうプレーヤーを国内組、海外組という区別はなく集めて、実際にコンディションを確認し、その時のベストの選手で戦う。そんな原則こそ、今求められていることだと思います。
関連情報(BiZ PAGE+)

1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。