日本の農業は中国の農業より成熟していると言えるだろう。生産される農作物そのものの品質が高いのはもちろんのこと、農作物を「加工」し、さらに「販売」したりするケースは日本では珍しくなく、こうした農業は「6次産業化」などとも呼ばれている。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 日本の農業は中国の農業より成熟していると言えるだろう。生産される農作物そのものの品質が高いのはもちろんのこと、農作物を「加工」し、さらに「販売」したりするケースは日本では珍しくなく、こうした農業は「6次産業化」などとも呼ばれている。

 また、日本には農業を1つの体験と捉え、農業と観光あるいは旅を組み合わせた「観光農園」も数多く存在するが、中国メディアの網易はこのほど、日本の観光農園は農村経済を活性化できる優れたアイデアだと紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本は米国や中国に比べて土地が少なく、農業の規模も限定的である場合が多いと指摘する一方、日本人は不利な環境ゆえに努力を継続してきたのだろうと主張。こうした背景のもと存在する日本の観光農園は中国の農業にとっても参考となる点が数多く存在すると紹介した。

 観光、農業生産、農業体験の融合を実現しているのが観光農園の特徴と言えるが、記事は「普段農業を行っていない観光客は、農園での生産という体験から幸せな気持ちを得ることができる」とし、その体験を求めて日本各地の観光農園には毎年大勢の観光客が訪れていたものだと説明。農作物を販売することによる利益だけでなく、観光客に体験を提供することでも農家は利益を得ることができると指摘し、中国の農業は観光農園から取り入れるべき点が数多くあると指摘した。

 日本の観光農園の成功を見て、中国にも実際にこのアイデアを取り入れようとする動きがあるようだ。記事によれば中国の一部企業が日本で見られる観光農園づくりを目指し、すでに農園の運営を行っているという。観光農園の魅力に気づいた人びとの評判などを通し、観光農園は今後中国各地にどんどん広まっていくのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)