復縁に色気を見せるサーシャだが…(写真:アフロ)

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昨年9月、全米オープンを日本人として初めて制してから1年。大坂なおみ(21)は、苦悩の日々を送っている。今年1月の全豪オープンで優勝を果たし、世界ランク1位の栄光に輝いた大坂。しかし、その後の試合では格下相手に連敗。7月のウィンブルドンは初戦敗退。連覇が期待された全米オープンでは善戦むなしく4回戦で姿を消すなど厳しい状況が続いている。

「大坂選手は全米オープン敗退後の9月11日に、自身のSNSでコーチを務めるジャーメイン・ジェンキンス氏(35)との契約解消を発表しました。2月に解消を発表したサーシャ・バイン氏(34)に続き、今年2度目の“クビ宣告”です。今の大坂選手は非常に不安定な状態です」(テニス協会関係者)

現在は代理コーチに父のフランソワさんを迎え、再出発を図る大坂。その裏でささやかれているのが2度の世界大会優勝に貢献した“サーシャ・バイン復活論”だ。サーシャ氏も9月18日付『東スポ』のインタビューで、こう答えている。

「なおみに限らず、私が仕事をしたどの選手についても『二度とこの選手とは組まない』とは思っていない。ただ、今の私は最大限のエネルギーをムラデノビッチ選手に、と思っています。(その上で)シーズンが終わったら、改めて考えるかもしれません」

しかし、テニスライターの山口奈緒美さんはサーシャとの“復縁”に疑問を呈する。

「コンビを組んでいたときの2人は本当に合っていたと思います。しかしその後2人の信頼関係は崩れてしまい、あのままサーシャと続けていたとしても今の苦しい時期を乗り越えられたかは疑問です。また解消後にサーシャは本を出版したり、日本でイベントを開催しています。自分の話をビジネスにしているわけですから、大坂選手としては面白くないかもしれません。彼女はアメリカの現地メディアに『本を読んだか』と聞かれた際に、本について『読んでないし、読む気もない』と答えていたそうなので、今のところ復縁はないと思います」

次のコーチで果たして3度目の正直となるか――。