タピオカブームは、世界経済の「不吉な兆し」は本当?
現在の人気は第3次ブームといわれる。1990年代に起きた第1次ブームの頃、日本経済はバブル崩壊後の混迷の時代だった。2008年頃の第2次ブームは、言わずと知れたリーマン・ショックが世界経済を震撼(しんかん)させた。
何の関連性もないとわかっていても、指摘されれば気になる人もいるだろう。米中の貿易摩擦の余波や、いまだ不透明な英国の欧州連合離脱問題など、世界経済には不安要因が渦巻いている。
かつてのタピオカは、もっと小さくて透明だった。今は大粒で、カラメルや黒蜜で味付けしている。「今と昔はまるで違うじゃないか」と言いたいところだが、ミルクティーに沈む黒い球体が、得体(えたい)の知れないブラックホールのようにも見えてくる。

