水は腐ってノズルに詰まることもある

 ウォッシャーの機能とはガラスに付いた汚れを洗い流すためのもの。最終的にワイパーを使うとはいえ、汚れを浮かして流れやすくする。もちろんウォッシャーには専用のウォッシャー液を使用するが、水じゃダメなのかと思ったことはないだろうか? 実際、入れても問題なさそうだし、試しに入れてみると、ノズルからちゃんと出て、ワイパーも問題なく作動する。

 結論から言うと、水をウォッシャー液代わりに使うのは避けたい。理由はいくつかあって、まずは水だと腐るから。ウォッシャー液には防腐剤が入っているものもあるし、そもそもアルコールが主成分なので腐りにくい。一方、水はしばらくすると腐ってくるし、藻のようなものが発生してノズルに詰まることもある。

 ちなみにウォッシャー液の濃度をかなり薄くして使用する場合は、防腐剤入りを選ぶといいだろう。

水を使用すると冬に配管などが破損することも

 肝心の効果も、水だと季節によってはすぐに蒸発しないので、視界を妨げることもありうる。ウォッシャー液はすでに紹介したようにアルコールが入っているので、伸ばされるとすぐに蒸発し、視界もクリアだ。

 そのほか、水だと凍結しやすいというのもあり、万が一タンク内で凍結してしまうと、配管も含めて破裂する危険性も高まる。

 ウォッシャー液がなくなって、もしどうしても水を入れてでも使わなければならないときは、薬局が近くにあれば純水を入れ、ミネラル分が多いミネラルウォーターはできるだけ避ける。

 入れる量は最小限にして、あくまでも緊急用としての使用とし、ウォッシャー液が手に入ったら、できるだけ速やかに補充するようにしよう。