これまでに7回のノーベル物理学賞獲得に関わったことで知られる「ベル研究所」のデータセンターが、1969年から1970年にかけてどんな職場だったのかを伝える貴重な写真がネットで公開されています。

1969 & 70 - Bell Labs

http://www.larryluckham.com/1969%20&%2070%20-%20Bell%20Labs/album/index.html

写真を公開しているのは、当時、カリフォルニア州オークランドにあったベル研究所のデータセンターでオペレーション・マネージャーを務めたラリー・ラッカム氏。業務としては、最先端技術のデータベース検索システムを作っていたそうです。

ラッカム氏ご本人



「まだホワイトボードではなかったんです」とラッカム氏がコメントしているように、黒板が使われていました。



IBMのメインフレームの前に座る女性オペレーター。当時のデータセンターが1階や地下室に設けられたのは、セキュリティの都合もさることながら、メインフレームの重量を支えるためという事情もあったとのこと。コンソールはIBM Selectric typewriterで、「このころコンピューターのオペレーションスタッフはみんな女性でした」とラッカム氏は振り返っています。



そして、データストレージといえば磁気テープ。この棚は、現代のSSDやHDDを並べたラックに相当します。当時も「外付けHDD」はあったものの、その容量は29MBだったとのこと。



こっちはハネウェルの16ビットミニコンピュータ「DDP-516」。この後継機がH-316です。



当時のストレージであるテープはオペレーターが交換する必要があったので、コンピューターを満足に使うために女性たちが仕事を支えていたというのがよくわかります。