17日、観察者網は、今月初めにサムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーノート9」が自然に発火したとして、ニューヨーク在住のユーザーが提訴したと伝えた。写真はギャラクシーノート9。

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2018年9月17日、観察者網は、ニューヨーク・ポストの記事を引用し、今月初めにサムスン電子スマートフォン「ギャラクシーノート9」が自然に発火したとして、ニューヨーク在住のユーザーが提訴したと伝えた。

記事によると、訴えたのは不動産会社に勤めるダイアン・ジョン(Diane Chung)さん。訴状によると、ジョンさんは「ギャラクシーノート9」を使用していたところ、スマホが異常に熱くなったという。そこで使用をやめてバッグの中にしまったところ、直後に音がしてバッグから煙が出てきたという。ジョンさんは、静かにスマホをカバンの中に入れただけで、使用も充電もしていないと強調しているそうだ。

訴状によると、1人エレベーター内にいたジョンさんは煙が出てきたためバッグを開けて中身を出したが、スマホは床に落ちてもまだ燃えていたという。ジョンさんは慌ててエレベーターのボタンを押したが、エレベーター内は煙で充満。その後、エレベーターのドアが開いてからスマホを蹴って外に出したもののまだ燃えており、通りがかりの人が布でくるんで水の中に入れたという。

ジョンさんは、この発火が原因で仕事関係の顧客に連絡を取ることができなくなった上、バッグの中身が全て損傷したと主張。サムスン電子がスマホの欠陥を認識しているべきだったとしている。

これについてサムスン電子は「サムスンは顧客の安全を非常に重視している。ギャラクシーノート9は発売前に厳格なテストを行っており、これには大容量バッテリーの安全性も含む。現在までのところ、この機種に関わる類似の事件が発生したという報告はなく、本件については現在調査中」と説明したとのこと。

記事によると、サムスンのスマホ事業トップの高東真(コ・ドンジン)社長は以前、「ノート9には自然発火の問題は存在せず、ノート9のバッテリーは以前より一層安全になったため、ユーザーはバッテリーの心配をする必要はない」と語っていたという。また、製品計画担当のKate Beaumont氏も「すでに多くのバッテリー安全検査を行っており、ノート9は絶対に発火しない」と述べていたという。(翻訳・編集/山中)