アーセナルFWの大根役者っぷりで両軍一触即発 レスター戦の反スポーツ的行為にイエローカード
レスターDFフクスのスローインをアーセナルのサンチェスが妨害
アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、1-0で勝利した現地時間26日の本拠地レスター・シティ戦の後半アディショナルタイムにDFクリスチャン・フクスに至近距離からロングスローを投げつけられた。
ボールが当たっていない顔面を抑えてピッチに倒れ込むという大根役者っぷりを演じたが、反スポーツ的行為で自身がイエローカードを提示されることになった。
試合はお互いにチャンスを迎えながらも0-0と膠着状態のまま終盤戦にもつれ込み、試合が動いたのは後半41分だった。アーセナルDFモンレアルの強烈シュートがレスターDFフートの腹部を直撃してコースが変わってゴールに吸い込まれた。
1点を追いかけるレスターはパワープレーで反撃。後半アディショナルタイムの47分、レスターは右サイドでスローインを獲得し、ロングスローを得意とするフクスがボールを持った。ここでライン際に立ちはだかったサンチェスに天罰が下った。
フクスが助走に入ってもサンチェスはそこから動かずにスローインを妨害。すると、我慢の限界に達したフクスはサンチェスめがけて至近距離からボールを投げつけた。ボールはサンチェスの肩に直撃。しかし、サンチェスは一呼吸置いてから当たっていない顔面を両手で覆ってピッチに倒れ込んだ。
ルール上の距離は「2メートル以上」
アーセナルの選手はフクスの行為に対して、主審のマイク・ジョーンズに詰め寄って猛抗議したが、レスターの選手たちもすぐ駆け寄って一触即発のムードが漂った。ルール上、対戦相手はスローインの地点から2メートル以上離れなければならず、この場面はサンチェスの反則。大根役者っぷりを演じたサンチェスだったがスローワーを不正に妨害したことによる反スポーツ的行為と判断された。イエローカードが提示されたうえにレスターに間接FKが与える始末。フクスにはお咎めなしだった。
アーセナルはこのFKからの一連のピンチを守り切り、勝点3を獲得してトップ4争いに踏みとどまった。
一方、レスターは5連勝の後、ここ3試合は1分2敗と足踏みとなった。現在15位で降格圏18位のスウォンジーとの勝ち点差は6となっている。日本代表FW岡崎慎司は後半25分から途中出場でリーグ戦3試合ぶり出場となったが、得点には絡めなかった。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

