学生の窓口編集部

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アニメや漫画、またゲームに登場するキャラクターに扮するコスプレーヤー。二次元のキャラクターたちに可能な限り近づけるために、さまざまなメイク術を駆使し、顔を作り上げます。そうしたコスプレメイク術は、日常のメイクの参考にもなるものです。そこで今回は、国内外のイベントで活躍されている人気コスプレーヤーのズミさんに、コスプレメイクテクニックを聞いてみました!


■整形級コスプレメイク術1.目を大きく見せるためにしっかりと下準備をする!

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――女性で「目を大きく見せたい」と思っている人が多くいますが、コスプレの際には、目を大きく見せるために、どんなメイク術を使われていますか?

ズミさん 目を大きくしたい場合はアイプチを使う人が多いですけど、アイプチで大きくするにも限度があるので、私の場合は「つけまつげ」をうまく活用しています。

――どんなふうに活用しているのですか?

ズミさん 私は「最初につけまつげを貼り付けて」いますね。それでアーチの具合や毛先の方向とかを先に作ってしまうことで、目の大きさを調整しています。つけまつげも、市販のものをそのまま使うのではなく、2枚のつけまつげをカットしてつなげて長くしたり、重ねてボリュームを出したり、部位ごとに毛量をアップさせたりしています。

――理想の目を作るためには、つけまつげを工夫することも大事なのですね。

ズミさん 私はキャラクターによって目の形を大きく変えていますけど、つけまつげによって大きさも印象もかなり変わりますよ。より大きくしたい場合は、つけまつげを目よりも少し離した位置に貼り付けるなどして、目が大きく見えるように工夫すればいいと思います。

――アイラインなどで目を大きくする工夫はされていますか?

ズミさん 私は他のコスプレーヤーさんと比べてかなり濃いめのメイクをしているので、目だけ濃いとそこだけ浮いてしまうんです。なので「他の部分となじませる」という意味で、上はリキッドライナーでベタッと塗っていますが、下はペンシルなどの薄いライナーでラインを引く程度にとどめています。こうすることで目が他の部位となじみやすくなります。

――ただ目を大きくするだけでなく、他との調和も考えているのですね。

ズミさん ハイライトやシェード(影)を入れたりして立体感が出るようにもしています。あとは涙袋を描くことでも、目が大きく見えます。その際もハイライトを入れて立体感が出るようにしていますね。

――目でいえばやはり「カラーコンタクト」を使うのも有効ですか?

ズミさん そうですね。ただカラコンの選び方も、男性キャラをやる人と女性キャラをやる人で違っていたりします。男性キャラをやる人はコンタクトの縁が目立たないものを選ぶのですが、女性キャラクターをやる人はコンタクト自体も直径が大きなもので、縁もはっきりしたものを選んでいます。

――それはなぜでしょうか?

ズミさん 直径が大きく縁がはっきりしていると、目が大きく見えるからです。女性キャラはかなり目を大きくしないといけないので、そうした選び方になるのだと思います。

――なるほど。女性が目を大きく見せたい場合は、そうしたコンタクトの工夫も有効ということですね。

■整形級コスプレメイク術2.鼻と口も立体感を出すことできれいに見える!

――鼻を高く、鼻筋をきれいに見せるためにはどんなメイク術がありますか?

ズミさん 単純にきれいに見せるのであれば、シェード、ハイライトを入れて陰影をつけることで、鼻筋がきれいに真っすぐ通って見えるようになります。

――具体的に、どのようにシェードやハイライトを入れるといいのでしょうか?

ズミさん ハイライトは鼻筋に沿ってすっと引くだけにしています。特に私は幅が広くならないように、細めのハイライトにしていますね。シェードは鼻のサイドから頬側に行くにつれて色がなじむようにして、とにかく自然な感じを作っています。シェードはキャラクターによって複数の色を使ったり、アイブロー用のものを使ったり、いろんなものを使っています。

――「唇」はどのような工夫をされていますか?

ズミさん 唇に関しては、やはりこれも立体感が大事になってくるので、肌と唇の境目にシェードを入れたりしていますね。あとキャラクターによって唇の大きさを変えているので、例えば唇をファンデーションで塗り込んでしまって、そこに唇を描くということもあります。

――ここでも立体感が大事になってくるのですか。

ズミさん ただ描くだけだと全体がのっぺりしてしまうので、立体感を出すことはとても大事ですよ。顔のベースメイクの部分でも、陰影をつけて立体感を出すことは大事にしています。他には目の粘膜と同じ赤色を、目のキワの部分に入れたりして、目を際立たせたり、オレンジ系の色をベースに用いることで、他のメイクとなじみやすくなったりしますね。

――なるほど。本当にいろいろなメイク術を駆使されているのですね。

ズミさん 私は男装メイクが主なのですが、こうしたテクニックを取り入れたり、工夫したりしていますね。みなさんも、普段のメイクだけでなく、最近流行りの仮装パーティーやジェンダーレスにガラッと変わりたい際は、いろいろなテクニックを使ってメイクから変えてみるのも楽しいですよ!

――ありがとうございました!

■ズミさんによるメイク術まとめ

1.目はアイプチだけでなくつけまつげなどを使ってみよう
2.つけまつげは既存のものでなく自分なりにアレンジしたものを使ってみるのもアリ
3.カラーコンタクトを使うことでも目を大きく見せられる
4.ただ目を大きくするのでなく他の部分となじむようにアイラインを工夫せよ
5.鼻を高く、鼻筋をきれいに見せるには立体感を意識
6.唇も立体感を意識して際立たせる
7.とにかく調和と立体感を意識しよう!

目を大きくする、鼻筋をきれいに見せるなど、日常でも使えるコスプレメイク術を伺い、まとめてみましたがいかがだったでしょうか。目の大きさは人それぞれですが、こうした工夫をすることで、より大きくきれいに見せることができます。女性のみなさんは、ぜひ参考にしてみてください。

また、今回お話を伺ったズミさんは、株式会社アイエンターが運営する女性向けスキルアップ講座サイト『Learnweb』でコスプレメイク講座をされています。コスプレメイクに興味がある人は、そちらをチェックしてみるのもいいかもしれませんね。

『Learnweb』ズミさん紹介ページ
⇒https://learnweb.jp/courses/detail/104

取材協力:株式会社アイエンター
⇒http://www.i-enter.co.jp/

(中田ボンベ@dcp)