学生の窓口編集部

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使用頻度の多い野菜は目玉商品として特売になりやすいものです。山積み状態で販売されていることもありますが、その際、よほど時間に追われてでもいない限り、目についたものを即効バスケットに入れるという人は滅多にいないことでしょう。

多くの人は、汚れやキズ、腐敗部分がないかということはもちろん、新鮮で美味しそうなものを選ぼうと、目視したり手にとってチェックしたりしているはずです。

しかし、その選別方法は果たして正解なのでしょうか?たとえば、重量感のあるレタスと軽くて葉の詰まっていないレタスがあった場合、あなたならどちらを選んでいましたか?

●レタスは軽いもののほうが美味しい

レタスは軽くて葉が詰まっていないものが、柔らかくて美味しいといわれています。

通常、野菜や果物は重いほうがよいといわれていますが、レタスは逆。重すぎるもの、葉がぎっしり詰まったものは、育ち過ぎの場合があります。全体の形がいびつなものは育成不順の可能性があります。

また、芯の切り口が赤褐色のものや、全体の緑色が濃すぎるものは、化学肥料(窒素)が多く使われていることが考えられるので、避けたほうがいいでしょう。

●キャベツは重いもののほうが美味しい

キャベツを丸ごと買うときは、大きさより重さで選びましょう。そして、葉が球状にしっかり巻かれた、株の切り口のみずみずしいものがおすすめです。

キャベツにはビタミンCが多く含まれていますが、とくに、12月から春先にかけて採れるものに多く含まれます。キャベツの芯を捨ててしまう人もいますが、芯の周りにはビタミンCがとくに多いので、薄切りにするなどしてぜひ活用してみてください。

●人参は先まで太くてかたく重みのあるものを

先まで太くてかたく、手にもったときに重みを感じるもの。皮の色が濃く均一で、ツヤツヤしているものを選びましょう。

人参は葉の付け根の太さと芯の太さが同じなので、葉の付け根の細いものを選ぶと、芯の細い、つまり、柔らかくて美味しいものに当たります。

切り口が青いものや黒ずんでいるものは実がかたい可能性があるので避けましょう。

丸ごと使いきれないとわかっているときは、先の方から使いましょう。そのほうが長持ちします。残った部分は水気をふき、切り口をラップでおおって冷蔵庫で保存します。

なお、人参の葉には根の部分よりビタミンAが2倍以上も多く含まれているうえ、貧血予防になる葉酸も多く含まれているので、葉が付いていたら、捨てずに活用しましょう。

●玉ねぎは重みがありてっぺんがかたいものを

全体的に張りがある球状で、芽の部分が細いものほど新鮮です。弾力のない柔らかいものや、芽の部分のしまりが悪いもの、芽の伸びかけているものは鮮度が落ちているので美味しくありません。

春先に出回る玉ねぎの場合、表面の皮が筋ばっていない、みずみずしいものがおすすめです。

なお、冷蔵庫より、風通しのよい日陰で保存するほうが長持ちします。

●大根は首の部分の緑が濃いものを

首の部分の緑が濃いものがおすすめ。黒ずみのあるものは古く、「す」が入っていることもあるので避けましょう。また、全体的にずっしり重く、毛穴の少ないものが美味しいといわれています。

大根は首のほうが甘く先端部には辛みがあります。そのため、大根おろしには首のほうがおすすめという人もいますが、先端部ほど消化酵素のアミラーゼが多く含まれるので、栄養学的には先端部のほうがおすすめです。

いかがでしたか。つぎに野菜を買う際は、色、カタチ、重さをしっかりチェックして新鮮で美味しいものをチョイスしてくださいね!

文・鈴木ゆかり

※参考

『野菜のたし算ひき算』(白鳥早奈英・著/幻冬舎)『料理の裏ワザ便利帳』(宗像伸子・監修/PHP研究所)