就活スタイル編集部

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就活を前に、心機一転、髪を黒く染め直す方も多いのではないでしょうか。最近、Berryz工房の一員として活躍し「ももち」の愛称で広く知られる嗣永桃子が、トレードマークとも言える髪型「ももち結び」を"封印"したことを、皆さんはご存知でしょうか?


2004年にデビューした7人組アイドルユニット・Berryz工房は、2015年3月3日の日本武道館公演をもって「無期限活動停止」に突入しました。現在はカントリー娘。改めカントリー・ガールズの"プレイング・マネージャー"を務めるももちが「ももち結び」を封印したのは、Berryz工房の無期限活動停止が最大のきっかけのようです。本人は「ももち結びを作る魔法が使えなくなった」と言っていますが……。

その節目となった武道館公演は、開演予定時刻よりも20分ほど遅れてスタートしました。それは、開演の直前、これまで彼女たちをプロデュースしてきたつんく♂が武道館の舞台裏に姿を見せ、メンバーが涙してしまったからだと伝えられています。ユニット結成から丸11年、結成前のハロー!プロジェクトキッズの期間を入れれば12年以上もの付き合いがあるつんく♂とBerryzとの間にある絆の深さは計り知れません。

とてつもない涙と笑い、感動のうちにライブは終演を迎え、7人が武道館のステージを去った後、つんくは自らのブログに「涙・Berryz工房 武道館!」と題した彼女たちへのメッセージや積年の思いなどを綴っています。アイドルとして特殊すぎる青春時代を過ごし、ファンのために土日も全部捧げて全国を飛び回ってきた7人に贈るエールです。

その中でつんく♂はももちについて……


その中でつんく♂はももちについて、「今日のステージの本番前、ほとんどのメンバーがうるうる来てたのに、この子はしっかり自分を高めていた。最後の最後までプロであり、そして『ももち』で居ようとしてた証拠だと思います」と評価しています。ももちはどこまでも、あのももちを貫き通していたのです。

彼女たちはBerryz工房以降へ向けてそれぞれの第一歩を踏み出しました。清水佐紀と徳永千奈美は「ハロー!プロジェクト・アドバイザー」という役職に就任し、須藤茉麻はすでに舞台で活躍中。夏焼雅は自身も参加する新ユニットを立ち上げることになり、熊井友理奈は長身を生かしてモデルを目指します。菅谷梨沙子は休養に入っていますが、美貌と歌声に人並み外れた魅力があり、復帰を望む声は少なくありません。

そんな中、ももちはカントリー・ガールズの一員としてアイドル人生を再起動させるとともに、新たな魅力を見せ始めています。後輩のメンバー5人を引き連れて、長年の経験に基づく指導力を存分に発揮し、デビューシングルを早くもヒットチャートの上位に送り込むという結果も出している。「若返った」という自覚もあるそうです。

あんなにがっちりと固めていたももち結びさえ、するりとほどいてしまった。それはももちにとって、これからもアイドルとして、今まで以上に自分の人生を全うするための決意表明だったのかもしれません。アイドル全開の口調で「千葉県出身、23歳、社会人」と地に足を着けて自己紹介するももちの痛快な活躍を、就活がなかなかうまく行かず、心が折れそうになる時にはふと、思い出してみてはいかがでしょうか。

※写真はイメージです

文・ピエール

【プロフィール】ピエール
とあるニュースサイトで日々記事を執筆している会社員。ブログ「はてなでテレビの土踏まず」での、過剰なまでの愛に溢れたアイドル論が話題に。