ニトリの子会社ニトリファシリティの事業本部長・千野美也子(ちのみやこ)さんは、勤続20年で15回の異動を命じられてきた。毎年のように異動を繰り返してきた千野さんは、なぜ本部長という重職を担うようになったのか――。■見学店舗でワクワクと胸が躍ったニトリといえば〈お、ねだん以上。〉というキャッチフレーズが思い浮かぶ。安くて手に入りやすく、品質の高い商品を広く社会に提供することが、ニトリのビジネスモデルの根底