ホンダの2020年3月期連結業績(国際会計基準)は8期ぶりに減収減益になる見通しだ。インド、日本市場での4輪車販売減に加え、円高などの為替影響が収益を圧迫する。ただ自動車の2大市場である米中が弱含む中、ホンダは両市場で販売の前年超えを見込むなど逆風への抵抗力の一端をのぞかせた。一方、課題とする4輪車の収益改善は道半ばであるほか、次世代技術開発への対応が急務だ。ホンダの正念場は続く。ホンダの20