格安スマホ時代でゾンビの如くよみがえった「パケ死」の語源「パケット」と「ギガバイト」は何が違うの?

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最近、月額1,000円未満で1Gバイト程度の高速通信が利用できる格安SIM契約が人気を博している。購入できる場所もつい数年前まではインターネット通販くらいしかなかった。しかし今ではローソンやイオン、家電量販店でも取り扱いをしており、まさにいつでもどこでも格安SIMを買える時代になりつつある。いやはや便利な時代だ。

そもそも通信量をあまり使わない人には通信料金が大幅に節約できるため、多くの人の注目を集めている格安SIMであるが、これを利用する前に、必ず確認しておく必要があるのが、自分がいったいどれぐらい通信を行っているかということだ。

●パケット?バイト? どれだけ使っているかわからないぞ


UQ WiMAXの通信量照会ページ


さあ、自分はいったいどれぐらいの通信量を使っているのかな、と調べた結果は、おおよそ1167万“パケット”であった。

んんん?ちょっと待って。

う〜〜ん、パケットは、何バイトだっけ???
当然そうなるだろう。私も知人にパケットは何バイトなのかよく聞かれる。しかし昔と違って、そんな機会はめっきり減って昨今、私も急に聞かれると、「調べないとわからん」といったことになっている。

スマートフォンなどのモバイルデータ通信で使われる通信量は、主に「パケット」と「バイト」という単位が利用されている。数年前までは○○○万パケットという表記でほぼ統一されており、実際に「パケ死」なんて言葉が流行したりしたものだ。

しかし最近では各社のデータ通信の表示は、パケットではなく、バイトが主流だ。良く目にするのは7Gバイト(GB)で通信制限というようなお知らせだろう。だからこそ、今更、パケットで表示されても、いったいどのくらい使ったのかわかりにくい。

そこで、コレ。実は計算式があるのだ。

・8パケット=1Kバイト

これだけ覚えておけば良い。正確には1パケットは128バイトなのだが、そんな細かいことまで覚えても普段の生活で使う機会は、まず無い。つまり、月の通信量が1167万パケットの場合、これを8で割ることでおおよそのキロバイトが導き出せる。

えっと。145万8750Kバイト…? あれれ、ますますわかりにくくなったぞ。

それはなぜ?

●キロ、メガ、ギガは1000倍のクラスチェンジ!
スマートフォンやパソコンで頻繁に使われる「KB(ギガバイト)」「MB(メガバイト)」「GB(ギガバイト)」KやMという英字は、数量の単位である。それぞれおおよそ1000倍(パソコン用語として正確には1024倍 あーめんどくさい)となる。

ざっくり言えば、
1バイト→1Kバイト(約1000バイト)→1Mバイト(約1000Kバイト)→1Gバイト(約1000Mバイト)
という具合だ。

そうなると、先ほどの145万8750Kバイトはおおよそ1.4Gバイトぐらいなのかな、という判断ができる。

ちなみに、それ以上の単位は「TB(テラバイト)」「PT(ペタバイト)」などがあるが、それを利用するのは普通の生活ではテレビ録画レコーダーのHDDくらいで、使う機会はあまり無いだろう。

さて、やっとここまで計算して、
「ああ、今日までで1.4Gバイト使っているから、1Gバイトまでのプランでは足りないのかな」ということがわかる。

おそろしくアナクロだ。とても、スマートフォン時代とは思えない。

では、もうちょっとスマートに解決しよう。

●いっそアプリを使って変換してみよう!
スマートフォンに入っている電卓アプリを使って計算することもできる。だが、やはりめんどくさい。

せっかくスマートフォンがあるのだから、ここは、スマートフォンのアプリを使えばいいんじゃね?
てことで、
Androidスマートフォンの「Google Pley ストア」やiPhoneの「App Store」にて「パケット 計算」で検索しよう。
すると、パケットをMバイトやGバイトに計算してくれるアプリが出てくる。できることはそれほど変わらないため、好きなアプリを入ればOKだ。さらにアプリで計算することで、正確な数値を出すこともできるため、「簡単かつ正確」となり一石二鳥である。

●これからは〜パケットではなく〜バイトがメインに
これからの通信量の表示は、〜〜パケットという「パケット数」ではなく、~~バイトという「データ量」が一般的になってくるのは明白である。
したがって、1MB=約1000KB、1GB=約1000MBというこの2つだけ覚えておけばなんとかなるもんである。

ちなみに、通信速度を表す「〜〜Mbps」も1秒間に何メガ”ビット”通信しますよというものなので、「8ビット=1バイト」である。

ああややこしい。

布施 繁樹