総統夫人の周美青氏、横浜中華学院を訪問  児童らと楽しいひと時

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(横浜 5日 中央社)台湾先住民児童からなる「原声童声合唱団」の名誉団長として先月末から故宮博物院特別展開催中の日本を訪れていた馬英九総統の周美青夫人は5日、横浜中華学院(横浜市)を訪問し、同校の児童らの温かい歓迎を受けた。

この日午前、横浜中華学院の林訓一理事長と馮彦国校長ほか小学生20名が一行を出迎え歓迎した。子供たちは早速中国語の歌を披露。その軽やかなリズムに周氏も手拍子を取りながら一緒に歌い、和やかな雰囲気に包まれた。

周氏は児童らに対して、蘇軾の作品「寒食帖」をめぐる日本との不思議な縁について語り、この書は1860年に英仏連合軍が北京の円明園を焼き払った際に日本に持ち込まれたとした。さらに1923年の関東大震災では持ち主の日本人が命からがら「寒食帖」を守り、その後関西地方に移されたが、第二次大戦後に中華民国で行方を探して最後に故宮博物院が買い取ったと話した。

そのほかにも、書家の王羲之や董陽孜などについての物語を聞かせ、台湾・花蓮の長浜小学校の児童らによる書道作品を紹介。子供たちと楽しいひと時を過ごした。

その後、「原声童声合唱団」が6曲を披露。さらに、周氏と横浜中華学院および児童らとの間で記念品の交換が行われ、同校には児童書が贈呈された。

横浜の中華街に位置する横浜中華学院は、国父・孫文(孫中山)氏が1897年に日本に初めて創立した中華学校で今年117年を迎える。同校では現在も華僑の人々に支えられながら中華文化の伝承が続けられている。

(楊明珠/編集:谷口一康)