Appleの開発者向けイベント「WWDC14」が日本時間で2014年6月3日(火)午前2時から行われました。イベント中継はMac OS X v10.6以降+Safari 4以降か、iOS 4.2以降+Safariという環境ならリアルタイム視聴が可能で、その他の環境の場合はイベント終了後に配信されるという形。

Apple - Apple Events - Special Event June 2014
http://www.apple.com/apple-events/june-2014/

午前2時、イベントが始まりました。会場には多くの報道陣や開発者たちが詰めかけています。


まずは「アプリの可能性」を表現するプレゼンムービーの上映からスタート。






ムービー終了後、ティム・クックCEOが登壇しました。






さらっと「iOS 8とMac OS Xについて発表を行います」と発言。






OS Xユーザーのうち51%がMavericksを使用


一方、WindowsユーザーでWindows 8を使っているのは14%。「ハハッ?」と肩をすくめてみせるティム・クック。


そして新しいMac OS X「Yosemite」が発表されました。

新Mac OS X「Yosemite」発表 - GIGAZINE


Mac OS Xに続いては「iOS 8」の発表。

「iOS 8」発表、ユーザーエクスペリエンス大幅向上へ - GIGAZINE


登場が噂されていた健康管理アプリとして「HealthKit」「Health」も発表されました。

iOS向けの健康管理アプリ「HealthKit」「Health」発表 - GIGAZINE


これは家族で写真などを共有できる「Family Sharing」





メンバーは6名まで


写真などのデータだけではなく、「これをクレジットカードで買いたい」ということを子どもが親に許諾を得る、という使い方もできます。





写真アプリも強化されています


写真検索



スマートエディット機能


撮った写真に対して補正をかけると……



クラウドにもすぐに同期されて反映されます







保存容量は5GBまで無料、月額99セント(約101円)で20GB、月額3.99ドル(約408円)で200GB利用可能で、最大容量は1TB。



こちらはSiriの強化について。音楽を読み取って何の曲か教えてくれる「Shazam」を統合したり、22の言語に新たに対応したり。


地図も強化


現在、App Storeにあるアプリの数は120万。



毎週3億人がApp Storeを利用しています


ダウンロードされた数は750億回


そんなApp Storeもいろいろ改善されています。







iOS 8では新たに4000のAPIが加わりました








Touch ID API


Touch ID導入前、パスコードを使っている人と使っていない人の割合はほぼ半々でしたが……


Touch ID導入後はパスコード利用が8割以上に増加しました。



Camera API



健康関連の「HealthKit」


HomeKit」は各種スイッチを管理するスマートホーム機能。






CloudKit


これまで、クライアントとサーバーの関係はこんな感じで、認証をはじめとするいろいろな部分をサーバーに持たせていましたが……


それをiCloudが担ってくれます。


CloudKitは制限付きながら無料で利用可能



MetalはA7プロセッサ向けのAPI




グラフィックパフォーマンスのDraw call rateが最大10倍に





Zen Gardenのデモ





SpriteKit、SceneKitはゲーム向け。






さらに、開発者向けプレゼンテーションの中で、これまでiOSアプリの開発言語は「Objective-C」でしたが、より簡単にできるようにということで新プログラミング言語「Swift」を使うことが発表されました。













ここでは実演も行われました












iOS 8のベータ版は本日から提供開始


一般ユーザー向けには今秋から提供開始の予定です


対応端末はこんな感じ、iPhone 3GSまでのモデルや初代iPadなどは対象外になるようです。


最後はApple社員を立たせて「今日、この日を実現させた関係者に拍手を!」とクックCEO



これでイベントはおしまい。残念ながら、大型iPhoneなどのハードウェア発表はありませんでした。