EIZO ColorEdge CG247 / CX241 発表。Adobe RGB 99%、DCI 95% カバーのプロ用IPS 液晶モニタ
新製品に共通の特徴は、まず液晶パネルに表面のギラつきが少ない非光沢の1920 x 1200 IPS 液晶を採用。カバーする色域はAdobe RGB が99%、映像製作で使われるDCI 規格が95% のほか、印刷業界の標準色JMPA カラーとJapan Color も再現します。
加えて色再現性能の高い広色域LED バックライトを採用することで節電と省コストに貢献。また画面表面の温度上昇も抑えられるため、冷却用ファンを搭載しないファンレス設計を実現しています。
ほか主な特徴は、表示のちらつきが気になりにくい調光方式の採用、輝度や色度のムラを防ぐ独自の補正回路の搭載、電源を入れてから7分で表示が安定、DisplayPort とHDMI での接続時に10bit 入力に対応、従来モデルで1920 x 1080までに限られていたHDMI も含め、全入力端子で1920 x 1200表示に対応など。
共通する主な仕様は、24.1型1920 x 1200 非光沢IPS 液晶、DisplayPort x 1、HDMI x 1、DVI-D 24ピン x 1(CG247 のみ)、DVI-I 29ピン x 1(CX241 のみ)、USB 2.0 UP x 2、USB 2.0 Down x 2。
ディスプレイ部は上下チルト30°、左右スウィベル344°、昇降128mm、90°ピボット(縦表示)が可能です。
個別の特徴を挙げると、CG247 はHDMI 接続時に1080/24p やI/P(インターレース/プログレッシブ)変換に対応するなど、映像製作用の機能を搭載します。
映像制作向け機能では、どのような表示機器でも問題なく表示できる画面領域を枠で囲んで表示する機能も搭載。表示エリア内に字幕などの情報を適切に配置できているか確認できます。
搭載するカラーモードは、代表的な放送規格で定められた色域やガンマを再現するEBU、Rec.709、SMPTE-C、DCI のほか、Adobe RGB やカスタム設定から前面ボタンで切替可能です。
画面下部にはモニタ自身でキャリブレーションを行う「キャリブレーションセンサー」を内蔵。センサーはキャリブレーション時のみ出現するため付け外しの手間がありません。
また外付けセンサーの測定結果にモニタ内蔵センサーの測定結果を合わせる「コレーション」も可能です。コレーション後はセルフキャリブレーション機能で状態を維持できます。
CG247 の直販価格は税込17万4800円。発売は4月24日(木)。各種映像ケーブルと遮光フード、カラーマネージメントソフトColorNavigator 6、5年保証(使用時間は3万時間以内)などが付属します。
続いてCX241 はデザインやデジタル写真などの静止画向けモデル。HDMI 入力時のI/P 変換機能は備えますが、1080/24p 対応や映像用カラーモードは非搭載です。
またキャリブレーションセンサーも非搭載ですが、キャリブレーション後の調整結果を記憶し、その結果に沿って定期的に自動で表示補正を行うコレクションセンサーを搭載。このセンサーはプリセットのカラーモードの再調整にも活用できます。
なおCX241 は、付属するソフトやハードウェアの違いでCX241、CX241-CN、CX241-CNX の3種類がラインナップされています。
各モデルの付属品は、無印CX241 が写真プリントを使って色合わせできるソフトColorNavigator Elements、CN はColorNavigator 6、CNX はColorNavigator 6と専用センサーのEX2。
税込直販価格は無印が11万3000円、CN が11万8000円、CNX が12万3000円。発売はCG247 と同日の4月24日(木)。
各種映像ケーブルと5年保証(使用時間は3万時間以内)は3モデル共通で付属しますが、遮光フードはいずれのモデルも付属しません。
また同時にEIZO は、照明器具専門メーカーの山田照明と共同開発したLED スタンドZ-80pro-EIZO も発表しています。
Z-80pro-EIZO は、標準光源5000K を採用する、平均演色評価数(Ra) 97の高演色LED スタンド。
平均演色評価数とは、基準光(自然光、太陽光)下での色の見え方を100として、照明器具で照らした際の色の見え方を指数で表したもの。100に近いほど太陽光下での色に近く、演色性に優れています。
直販価格は税込3万8000円。5月27日(火)発売。机などへの固定用クランプと取扱説明書が付属します。
