「(ファビオ・)カンナヴァーロの136キャップという記録に追い付くのは、僕のようにとても若いころにスタートし、終えるのは遅い選手にとって、おそらくは普通のことだろう。でも、本当に素晴らしい気分だよ」

イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが4日、会見でこのように語った。

「国を代表して16年。1998年からレギュラーだ。ここ代表に来ると、どの試合も決して普通ではない。国全体を代表しているという強い責任を感じるんだ。常に気持ちをこめて、情熱を持って戦っている。だからこそ、イタリア代表はもう十分だと言うことは決してない」

「(アレッサンドロ・)ネスタと(フランチェスコ・)トッティはそれを言った? 彼らはポジションが違うし、深刻なケガがあった。彼らが代表を離れたときは、論理的な選択でもあったんだ。でも、僕は違う。自分がベストとは言わないけど、こうやって調子が良いし、彼らは彼らの選択でよしのはずだ」

「心に残る代表チームは、もちろん2006年のチームだよ。素晴らしい監督(マルチェッロ・リッピ)に率いられた。その次は、(チェーザレ・)プランデッリ監督との2シーズンだね。EUROで準優勝し、コンフェデレーションズカップでは3位だった。君たちみんなを驚かせたね。ある意味で、自分たちでも驚きだった。今のグループはほかにないものだ」

「(ロベルト・)ドナドーニ監督のチームも覚えている。あのときは勝てなかったけど、監督と選手たちは素晴らしい雰囲気をつくった。2002年と2004年のチームは、少なくとも個のレベルでは僕にとって最強のチームだったな」

ワールドカップ(W杯)後にプランデッリ監督が退任する可能性が騒がれているが…。

「後任探しは問題にならないと思う。代表において、監督と選手たちは次々と大会を戦っていくんだ。だから、W杯の間に将来のことを考える人はいないと思う。多くの選手にとって、ほかにはない大会なんだ」

「その上で、僕は、次の監督もプランデッリ監督と同じ道を進んでほしいと思っている。結果と良いプレーを共存させることは可能なんだ。プランデッリ監督が残した軌跡は、とても重要なものなんだよ。楽しみつつ、楽しませつつ勝つことが可能だということを、再び信じさせてくれた」