イタリアサッカー連盟は15日、トリノのスタディオ・オリンピコで行われるユヴェントス対ローマで、ゴール裏の席を開放しないことを決めた。

コッパ・イタリア5回戦のユヴェントス対ナポリで事件が起きた。ユヴェントスのファンが陣取る場所からは、インテルFWマリオ・バロテッリを中傷する人種差別的なチャントが聞こえている。昨年にもあったことだが、その際は罰金のみの処分で済んでいた。しかし、今回はスタジアムに影響が出ている。23日に開催予定のローマ戦は、クルヴァ・スッド(南ゴール裏)に観客を入れないという制裁を科されている。

ただ、この処分がさらなる混乱を招く可能性も否定はできない。普段、南側に集まるサポーターグループが、北側に移動する可能性は十分に考えられることだ。北側のサポーターグループと南側のサポーターグループが衝突するというリスクはあるだろう。

今回のスポーツ判事の決定は、ユヴェントスファンの再犯が原因だとのこと。昨年、同様のチャントをしていたオリンピコでは、無観客試合も検討されていた。その際は罰金のみの処分でおさまっていたが、懲りないファンに厳しい制裁が下されている。