生活協同組合が実際に行っている「グリーンコープ生協生活再生相談室」をかたった、ダイレクトメールが発送されていることがわかった。
ヤミ金融が偽のダイレクトメールを出しているもので、消費生活センターでは注意を呼びかけている。
(2009年1月29日付 西日本新聞朝刊による)

「グリーンコープ生協生活再生相談室」は九州・中国・関西にある14の生協からなる「グリーンコープ共同体」が行う消費者の為の支援事業だ。
多重債務者など、家計に苦しむ消費者を支援する為に面談を行い、融資の相談を受ける取り組みである。
現在は「グリーンコープ生協ふくおか生活再生相談室」をはじめ、「グリーンコープ生協くまもと」「グリーンコープ生協おおいた」「グリーンコープやまぐち生協」で展開されている。

問題となっているのは、福岡県内の女性に届いたダイレクトメールが「グリーンコープ生協ふくおか生活再生相談室」を装ったものだった事だ。
グリーンコープのロゴまでまったく同じものを使用しており、内容は「今のあなたを応援します」とこれも生協が行うような呼びかけで書かれている。
西日本新聞の記者がフリーダイヤルに実際に電話してみると「グリーンコープです」と対応されたという。
他にも多数の偽ダイレクトメールが届いている可能性が高い。福岡県以外に出されている可能性もあるので十分注意が必要である。

不景気が続く中、少しでも家計の負担を軽くしようと「共済」に加入する人が増えている。生協の共済もテレビCMなどで宣伝活動を強化している。
グリーンコープ関係者が「多重債務で苦しむ人をさらに、食い物にしようとする卑劣な行為だ」と話すように、これは生協ならではの安心感につけこんだ悪徳商法である。
「何を信じてよいかわからない」今の世の中をさらに混乱させる、このような真似は絶対に止めて欲しいものだ。

(編集部:樹はじめ)

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【参照】
2009年1月29日付 西日本新聞朝刊