「あなたとは違う」と言っちゃった首相の言葉に、喝っ!/中村 修治
「自分を客観的に見ることができる」
「あなたとは違う」
福田首相の辞任会見の言葉が、2ちゃんねる等で話題になっている。若者達が、その言葉にひっかかってしまう心情は、意外と正しい気がする。なぜか・・・。
1980年代前半・・・。
京都にあった四畳半の下宿の部屋には、黒電話もないものだから・・・
デートのキャンセルなんてできやしないっ。
病気になっても、何しても、そこへは行かなきゃならなかった。
電報で、デートのドタキャンを受けたりもした。
一人に一台携帯電話を持っている現在、嘘みたいな話しだろうっ。
デートの約束の地に、やっとこ辿りついても、そわそわ。
相手が時間に遅れたら「何かあったのか」と心配したり。
「やっぱり嫌われたか」と嘆いてみたり・・・。
携帯電話で直接確認できる現在とは違う
「複雑な時間」が「待つという行為」には、滔々と流れていたっ。
勝手に、相手を想う気持ちを膨らませたり・・・
その想いが強すぎると・・・いつか、焦燥になって・・・
憎しみにもなっていったりする。
通信の不便による「待ちこがれる時間」は、
人間力を育ててきたのではないかと思うっ。
「会えない時間が愛育てるのさ」と書いたのは阿久悠先生だっ。
意のままにならないもの、どうしようもないこと・・・
そういうものに感受性は磨かれてきた。
簡単に約束を反故にできる。
場所や時間の変更をオンタイムにできる。
相手に流れている時間への想像力を欠いたコミュニケーションを、
通信技術の加速が助長しているっ。
通信技術の進化がもたらす「いつでも、どこでも」繋がれる環境は、
ビジネスにとって、格好の舞台になる。
しかし、その利便が、
「いつでもいい、どこでもいい」コミュニケーションの氾濫になっているっ。
待たなくてよい社会。待つことが出来ない社会。
「待つ」ことを忘れてしまった社会は、ますます不寛容になる。
上場企業の社長さんは、みんな嘆いている。
続きはこちら
「あなたとは違う」
福田首相の辞任会見の言葉が、2ちゃんねる等で話題になっている。若者達が、その言葉にひっかかってしまう心情は、意外と正しい気がする。なぜか・・・。
1980年代前半・・・。
京都にあった四畳半の下宿の部屋には、黒電話もないものだから・・・
デートのキャンセルなんてできやしないっ。
病気になっても、何しても、そこへは行かなきゃならなかった。
電報で、デートのドタキャンを受けたりもした。
一人に一台携帯電話を持っている現在、嘘みたいな話しだろうっ。
相手が時間に遅れたら「何かあったのか」と心配したり。
「やっぱり嫌われたか」と嘆いてみたり・・・。
携帯電話で直接確認できる現在とは違う
「複雑な時間」が「待つという行為」には、滔々と流れていたっ。
勝手に、相手を想う気持ちを膨らませたり・・・
その想いが強すぎると・・・いつか、焦燥になって・・・
憎しみにもなっていったりする。
通信の不便による「待ちこがれる時間」は、
人間力を育ててきたのではないかと思うっ。
「会えない時間が愛育てるのさ」と書いたのは阿久悠先生だっ。
意のままにならないもの、どうしようもないこと・・・
そういうものに感受性は磨かれてきた。
簡単に約束を反故にできる。
場所や時間の変更をオンタイムにできる。
相手に流れている時間への想像力を欠いたコミュニケーションを、
通信技術の加速が助長しているっ。
通信技術の進化がもたらす「いつでも、どこでも」繋がれる環境は、
ビジネスにとって、格好の舞台になる。
しかし、その利便が、
「いつでもいい、どこでもいい」コミュニケーションの氾濫になっているっ。
待たなくてよい社会。待つことが出来ない社会。
「待つ」ことを忘れてしまった社会は、ますます不寛容になる。
上場企業の社長さんは、みんな嘆いている。
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