《トクリュウ指示役夫の地元での悪評》「定期的にターゲットを変えて友達を殴る」竹前海斗容疑者の“暴力性”と、転落のきっかけになった“ある事件”
世間を震撼させた栃木県上三川町の強盗殺人事件。トクリュウの指示役として逮捕された竹前海斗容疑者(28)の同級生らによると、男は学生時代、「学年いちのヤンチャ男」だったようだ。そしてそのヤンチャぶりには次第に暴力性も纏うようになっていく──。
【写真を見る】成人式での竹前海斗容疑者、ちょびヒゲでネクタイを緩め、ビールを注いでいた、電車の中でダンス動画を自撮りする美結容疑者
人生の転機となった2021年のトラブル、そして転落の軌跡について知人の証言から報じる。【前後編の後編。前編から読む】
海斗容疑者の知人は、男の小中学時代についてこう語る。
「定期的にターゲットを変えて、友達を殴るんです。本気ではなかったと思いますが、みんなそれを白い目で見ていました。最初は『海斗、やめな』と注意する子もいたけど、徐々に指摘する人もいなくなった。なんとなく学年が上がるにつれて、周りから避けられているような節がありましたね。
根っからの不良ではなかったですよ。タバコや酒はやっていなかったと思います。暴力を振るったり、オラついたりする対象も、限られた交友関係の中の人だけ。どちらかというと小心者という印象が強いです。
かたや保護者の中にはそんな海斗を可愛がる"ファン"もいました。大人から見ると放っておけないチャーミングさがあって、憎めないんだそうです。いい意味でも悪い意味でも、学年のマスコット的な存在だったと思う」(同前)
知人によれば容疑者はその後、地元の定時制の高校に進学するも中退。建設業などの職に就いていた。曰く、徐々に「悪い仲間」たちと過ごす時間が増えたともいう。
さらに転機となったのが、2021年のあるトラブルだった。別の知人が証言する。
「女性絡みのいざこざで逮捕されたんですよ(編註:2021年10月に不起訴処分)。ニュースにもなってしまったから、その一件があってもともと交友があった友達とも疎遠になったみたいで。本人も地元を歩きづらそうにしていた。そのあとは同級生も何をしているかあまりわからない状態になりました」
男はのちに美結容疑者と出会い結婚、昨年10月には一児の父親になった。しかし"悪の道"から抜け出すことはなく、凶悪事件を起こすに至ってしまったのだ。
一方、妻の美結容疑者は長野県出身。JR長野駅から車で20分ほどの距離にある、閑静な住宅街の一角で育ったようだ。 昨年子供が生まれてからは7か月の長女を溺愛していたとみられる。社会部記者の話。
「本人のものとみられるTikTokには、毎日のように娘の動画が投稿されていました。海斗容疑者とみられる男性と赤ちゃんが一緒にスマホを覗き込むような動画や、長女をAIで編集してダンスさせるような動画もアップしており、『ママは毎日朝から幸せです』と愛情を示していた」
美結容疑者のものと見られる別のTikTokアカウントには、美結容疑者本人の"自撮り動画"が複数投稿されており、腰をくねらせダンスする動画がメインにアップされていた。
夫婦はともに、取り調べで容疑について否認しているが、警察はさらに上部の指示役がいると見て捜査を進めている。そんな夫婦はなぜ、凶悪犯罪に手を染めたのか──。
(後編了。前編から読む)
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