川崎のクレーン事故から1か月、行方不明の作業員1人の捜索続く…解体中に5人が転落し3人が死亡・1人重傷
川崎市川崎区扇島のJFEスチール東日本製鉄所京浜地区で、解体中の大型クレーンから重りが落下して男性作業員5人が転落した事故は、7日で1か月となった。
3人が死亡し、1人が重傷を負った一方、1人の行方が依然としてわかっておらず、神奈川県警などが捜索を続けている。
事故は4月7日夕方に発生。県警などによると、5人は重り上部の平面部分で、重機で内部のコンクリートを削る作業などをしていた。何らかの原因で重りがクレーンから外れ、5人は重りとともに約35メートルの高さから落下。行方不明者は重りによって桟橋に開いた穴から海中に転落したとみられる。地上で作業していた男性1人も軽傷を負った。
海中に一緒に落ちたがれきが捜索の支障になっており、工事を受注した東亜建設工業が手配したクレーン台船でがれきを撤去しながら、ダイバーが海中を捜しているほか、県警や川崎海上保安署は船やヘリで目視による捜索を続けている。
事故を巡っては、県警が業務上過失致死容疑で東亜の横浜支店などを捜索し、安全管理に問題がなかったかを捜査している。
