クルーズ船で「ハンタウイルス」集団感染の疑い 厚労省「国内で感染拡大の可能性低い」
大西洋を航行中のクルーズ船で感染が確認された「ハンタウイルス」について、厚生労働省は「国内で感染拡大する可能性は低い」と発表しました。
大西洋を航行中のクルーズ船では、「ハンタウイルス」の集団感染の疑いがあり、これまでに3人が死亡しています。
ハンタウイルスは、主にネズミなどのげっ歯類の排泄物と接触することなどで感染し、発熱や筋肉痛などを引き起こして死亡する恐れもありますが、これまで国内での発生報告はありません。
今回のクルーズ船での事例を受けてリスク評価を行った国立健康危機管理研究機構によりますと、日本国内にはハンタウイルスを保有するげっ歯類は生息していないということです。また、仮に感染した乗客が日本に入国した場合でも、国内でヒトからヒトに感染が拡大する可能性は低いとしています。
厚労省は、検疫所での注意喚起を強化するとともに、体調不良の入国者に対して、げっ歯類との接触歴などを確認する方針で、冷静な対応を呼びかけています。