《道頓堀3人死傷で新事実》「刺したときも酒に酔っていた」「刺した少年らとは初対面だった」グリ下の“要注意人物”岩崎龍我容疑者はなぜキレたか…知人が明かす“危険すぎる兆候”
大阪ミナミの道頓堀で2月、当時17歳の少年3人がナイフで刺されて死傷した事件。少年らのうち奈良県に住んでいた会社員の少年は当日に死亡、ほか2人は重症を負ったが、3月初旬に退院した。
【写真】「寝起きからビールとコークハイ...」酒とタバコを嗜む”丸坊主姿”の岩崎龍我容疑者、持ち歩いていた”銀のリボルバー”を突きつける様子など
大阪府警は3月6日、殺人容疑で逮捕した無職・岩崎龍我容疑者(21)をけがをした少年2人に対する殺人未遂と、銃刀法違反の疑いで再逮捕した。同月19日、大阪地検が男の精神状態を調べるため、鑑定留置にしたこともわかっている。
「グリ下」と呼ばれる、若者が集まる界隈に頻繁に出入りしていた容疑者は、事件前から"要注意人物"として認識されていた。これまで得た証言をもとに、徐々に明らかになってきた犯行当日の様子と、容疑者がみせていた"兆候"を振り返る。
大手紙社会部記者が話す。
「事件前、岩崎容疑者はあるアーティストがグリ下で行った音楽イベントに参加していました。被害に遭った少年3人の知人女性もこのイベントに参加しており、そこで"迷惑行為"を受けた。
知人女性から連絡を受け、別の場所にいた少年らはグリ下に駆けつけたそうです。その後、迷惑行為を注意された容疑者が激昂し、トラブルに発展した。男は酒が入り、酔っている様子だったといいます」
府警は初め、被害を受けた少年らもグリ下に出入りしていたとみていたが実際はそうではなかった。容疑者は事件当日、酒に酔い、初対面だった少年たちに凶刃を振るったわけだ。
容疑者の"酒グセ"について、危険性を指摘する知人は少なくなかった。2〜3年前に男と親交があったという20代の男性はこう話した。
酒とタバコを嗜む岩崎容疑者。このほかにも飲酒に関する投稿がいくつもある(本人SNS)
酒好きでかんしゃくもち
「酔うと豹変しますね。未成年の頃から飲んでいたらしく、一時期はミナミでバーテンダーの仕事もしていたみたいですが、酒自体はそんなに強くないんです。アルコールが入るとかんしゃくや"オラつき"がひどくなる印象がありました。酔った状態で当時、付き合っていた彼女に『使えないから死んだほうがいい』とか責めて、それが理由で別れたこともあった」
容疑者はかなりの酒好きだったようで、SNSにも酒に関係する投稿が多くあった。自身を〈アル中ニキ〉と称したり、度数の強い酒のショットを煽る動画などを複数、投稿しているのを取材班は確認している。
さらにもう一点、知人らが指摘するのが男の"キレ癖"についてだ。別の知人が明かす。
「昨年、用事があってあいつのアパートに行ったんです。すると、壁に血の痕がべったりついていて……。『自分で人を刺した』と言っていました。グリ下でもそのことを自慢げに語っていたから、知っている人も多いはずです。
そのときはグリ下に出入りしていた年下の子の腕を刺したと聞きました。喧嘩かなんかで言い争いになって、キレた流れで刺したんでしょうね。友達を刺すとか尋常じゃないなと思って、その頃から距離を置くようにしました」
知人らによれば、容疑者は常に「ワルぶっていた」という。グリ下に夜な夜な出向いては、"凶器"をチラつかせることもあった。
「あいつ、チャカ(銃)とか折りたたみナイフをいつも持ち歩いていたんですよ。それが本物なのかパチモン(偽物)なのかはわからないんですが……。実際に人を殺しているから、ナイフに関しては本物だったんでしょうね。
去年の12月、戎橋(えびすばし。グリ下にかかる橋)の上から物が落ちてきてリョウガの体に当たったことがあって。あいつキレちゃって、ナイフ出して『おらあ!!』って物を投げた人を探しにいった。いま思うとそのときも、人が刺されていてもおかしくない状況でした」(同前)
酒にナイフ、そして"キレ癖"。惨劇はこうした複数の要因が引き金になってしまったのかもしれない。いずれの容疑についても黙秘を貫いているという岩崎容疑者。捜査の行方はいかに──。
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