日本テレビが記者会見で情報漏えいを謝罪 NTTや三菱電機でも発生
27日、日本テレビが社長定例会見を開催。朝の情報番組「ZIP!」のスタッフがSNSで情報を漏えいした件について謝罪した。
4月上旬、SNSに内部資料と思われる文書が投稿された。スタッフが同番組の出演者の名前が書かれた資料やシフト表、自身のフルネームが記載された入館証の写真を公開し、炎上。「リスク意識が低すぎる」「コンプラ受けなかったのかな?」といったコメントが殺到した。
27日の記者会見で、福田博之社長が今回の情報漏えいについて「本事案を大変重く受け止めております」などと謝罪。問題を起こした人物は社会人になったばかりの新人で、深く反省していることを明かした。また、コンプライアンス研修に関しては、1日にSNSでの情報漏えいに関する研修を行っていたという。さらに、「外部協力会社含めた管理体制の再点検を進めております」などと続けた。
新入社員や若手社員による情報漏えいが問題となった事例はほかにもあり、4月だけでも複数の企業で問題となった。NTT東日本では、女性社員と思われる人物が画像共有SNSのBeReal(ビーリアル)にシフト表などを投稿。また、三菱電機グループの企業では、新入社員が入社手続きに関する資料をInstagramで公開した。画像には所属や氏名も記載されていた。さらに大手外資系コンサル企業では、美容院で施術中の社員がPCで仕事中の画面をInstagramに投稿。画面には社名も写っていた。
SNSでの情報漏えいは、民間企業以外でも発生している。神奈川県川崎市では、新規採用職員がLINEのオープンチャットに研修用の資料の画像を投稿。不特定多数が閲覧できる状態であったため、外部に拡散する事態に発展した。20日に行われた定例会見では、同市の福田紀彦市長が「こんなことまで注意喚起をしなくてはならないのか」などと発言した。
現在は誰もがSNSを利用する時代となった。情報漏えいは企業の信用に関わる重大な問題であり、今後はリスク管理を強化していく必要がある。
