また、裾のリブは程よいキツさになっており、パンツにインせずともタックインしている様な雰囲気に見せることができる。真夏は暑くてパンツインも辛いですがこちらはインせずとも自然にフォーマルな印象が作れるのでありがたい。

 ジョンスメドレーなどの本格ドレスニットウェアは手が届かない価格ですが、ユニクロでもそれらに劣らないクオリティのクラシックポロがあるのです。おしゃれビジネスマンを目指すならこれは必須でございます。

◆ダメなシャツは…
・ボタンダウン 半袖 形態安定 ワイシャツ 2189円
 続いてシャツをどうするか。まず「ダメ」からいきましょう。

 もう10年も20年も言われ続けていることなのに、いまだに生息しているのが不思議としか言えません。書店にいき、どのスーツ着こなし本でも良いので手に取って読んでもらえればわかります。およそ全ての書籍に「襟裏が花柄に切り替わってるシャツ」「ボタンホールがカラーステッチになってるシャツ(画像もボタン部分の糸が違う色になってますね)」などはやめろ、と書いてあります。

 なぜ「スーツのルール上明確にダメ」とされている商品を売り続けるのか? それは悲しいことに「ダサい方が服は売れる」からです。おしゃれな服を求めれば求めるほど当然買う人が限定されていきます。なぜなら仕組みは簡単「おしゃれな人は少数派、服に興味がない人が大多数」だからです。

 服に興味がない人に「いい素材です」なんて言っても伝わるわけがない。わかりやすい「ボタンの色が違う」「ストライプが珍しい」「裏に花柄があって凝ってる」みたいな訴求が響くわけです。服好きであるほどこれらは「珍妙」に見えるのですが。

 構造上しょうがないこととはいえ、この記事を読んでいるおじさんには引っかからないでいただきたい。ドレスはシンプルが一番です。

◆普通のシャツは…
・ドライノンアイロンジャージーシャツ/ボタンダウン 2990円
 続いて「普通」はこちら。特に悪いところがない様に思えるかもしれませんが、ただ一点だけ。「半袖」というところが減点です。

 そもそもドレスウェアに半袖という概念は存在しません。後世になり「着心地」のみを優先して改変したのが「半袖ドレスシャツ」です。

 着心地や機能性と美しさはドレスにおいてはほぼ反します。実際、スーツほど着心地悪く窮屈な服はないでしょう? 着心地と機能性ばかりを求めると当然その分スーツとしての美しさは失われていくのです。

 ただし、真夏の炎天下で「長袖を着ろ」というのも酷な話。なので多くのビジネスマンが半袖シャツを選ぶのは心の底から理解できます。しかしながら、上述の通り「美しさ」と言う観点においてはやは「普通程度」と言わざるを得ないのです。

◆最高のシャツは…
・スーパーノンアイロンスリムシャツ/セミワイド 3990円
 では「最高」は何か? やはり長袖のシャツではないかと思います。

 またできればボタンダウンではなくセミワイドカラーなどの方がおすすめ。セミワイドは襟が左右に開いたような形状になっていますが、これ胸筋が発達して見えるんです。胸が開いたような印象になるので体格が美しく逆三角形を彷彿とさせてくれる。体型を整えていない人でもこうした視覚効果を重ねることで美しく見せることができます。

 暑いのは承知ですが長袖をまくって、セミワイドの襟などでパリッとしっかりアイロンかけてるシャツを着ていると「ああ、美しいな」と思うわけです。

◆ニットのシャツも最高
・スーパーノンアイロンジャージースリムシャツ/ボタンダウン 3990円
 なぜかこちらはセミワイドカラーが展開されていないのですが、着心地を多少求めるならこれもおすすめ。