「エアロハッチ」スタイルが目を引く新型「コンパクトカー」

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流麗な「エアロハッチ」と斬新なピクセルライト

 韓国の自動車メーカーであるヒョンデ(Hyundai)は2026年4月20日、欧州の日常的なニーズに合わせて開発された電動コンパクトハッチバック新型「IONIQ 3(アイオニック3)」を発表しました。

 ボディサイズは全長4155mm×全幅1800mm×全高1505mm。日本で人気のプレミアムコンパクト、日産「ノート オーラ NISMO」(全長4120mm×全幅1735mm×全高1505mm)と全長・全高が極めて近く、日常の運転でも扱いやすいコンパクトなサイズ感に仕上がっています。それでいて、2680mmのロングホイールベースを確保し、大人3人が後席に快適に座れる広大な室内空間を実現しているのが特徴です。

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 最大の見どころは、これまでのハッチバックの常識にとらわれない大胆で“攻めた”デザインです。空気抵抗を極限まで減らしながら室内空間を最大化する新ジャンル「エアロハッチ」と呼ばれるエクステリアを採用。

 ヒョンデのデザイン哲学「Art of Steel(アート・オブ・スチール)」に基づき、エッジの効いたシャープなラインと、ブランドの象徴であるパラメトリック・ピクセルライトを大胆に融合させ、レトロフューチャー感漂う唯一無二のデザインを確立しています。

 この造形により、空気抵抗係数(Cd値)はクラス最高レベルの0.263を達成し、圧倒的な存在感と効率を見事に両立させています。

 インテリアも最新BEV(電気自動車)ならではの充実ぶりです。ダッシュボードには、欧州ヒョンデ車として初となるAndroid Automotive OS(AAOS)ベースの最新インフォテインメントシステム「Pleos Connect」を搭載。

 フラットな床面を活かした「家具を配置したような空間」というコンセプトにより、まるで自宅のリビングでくつろいでいるかのような、温かみのある室内空間を実現しています。荷室容量は床下のメガボックス(119リットル)を含めて計441リットルという大容量を誇ります。

 プラットフォームにはBEV専用の「E-GMP」を採用し、最高出力135馬力/147馬力・最大トルク250Nmを発揮する前輪駆動モーターを搭載。近年のBEVにありがちなむやみなハイパワーを追求するのではなく、街中での扱いやすさや日常的な乗りやすさに特化した出力特性に抑えられています。

 将来的に追加が期待される、ヒョンデの高性能ブランド「N」モデルの登場を見据えた、戦略的なセッティングなのかもしれません。

 バッテリーは用途に合わせて2種類から選択可能です。日常使いに最適な42.2kWhのスタンダードモデル(航続距離344km)に加え、61kWhのロングレンジモデルでは496kmという実用的な航続距離を確保。

 これは、東京から高速道路を使って京都や大阪付近まで一度も充電せずに到達できるほどの十分な距離です。さらに急速充電を利用すれば、わずか29分で10%から80%まで充電できるなど、BEVとしての使い勝手も極めて高いレベルに引き上げられています。

 なお、注目の販売価格については現時点で公式発表されておらず、今後の詳細なアナウンスが待たれます。

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 ノート オーラと同等の扱いやすいサイズ感に、目を引く流麗なハッチバックデザイン、そして実用主義を貫いた優しいパワーと約500kmの航続距離。

 使い勝手の良い大容量の荷室や最新のインフォテインメントシステムなど、日々の使いやすさを徹底的に追求した最新パッケージングだけに、もし日本市場に導入されれば、お洒落な輸入BEVを求める層から支持を集めそうな1台です。