“ボランティア同窓会”で流れたプロジェクションマッピング

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2016年の熊本地震で大きな被害を受けた熊本県西原村。地震後に全国から多くのボランティアが駆けつけました。そこで生まれた新たな「つながり」。当時の仲間が10年ぶりに顔を合わせました。

■中村圭さん
「熊本地震10年目の再会に乾杯~!」

4月11日。10年の時を越え、西原村に再び集まった人たち。熊本地震の際に村の復興を支えた人たちの「同窓会」です。

企画したのは、屋外イベントの運営を手掛ける西原村出身の中村圭さんです。

■中村圭さん
「支援の感謝を改めて伝えたい。その感謝だったり当時のことは忘れちゃいけないことなので、それを改めて思い返したい」

10年前、西原村は村の約6割の住宅が被災。9人が犠牲となりました。

当時、熊本市内で地震を経験した中村さん。ふるさとの復興につなげようとプロジェクションマッピングを計画し、4年前、西原村でイベントを開きました。

地震から10年となった今年、当時を知る約100人が全国から集まりました。

■西原村の自宅が被災 新川美菜さん
「夫が消防団に入ったばかりで地震直後はずっと消防団にいたので、私1人と子ども3人で車中泊をずっと続けていたのがちょっと大変だった」

島根県からボランティアで西原村に入った男性。

■災害ボランティア(当時) 足立直道さん
「誰も知らないみんなが集まって、 復旧にみんながその意思ひとつで復興支援にあたったというその団結力がすごく印象的」

支え合った経験は、いまも人と人をつなぐ力となっています。

日没後…中村さんがこの日のために準備したプロジェクションマッピングです。当時集めたボランティアからのメッセージが映し出されます。

■中村圭さん
「できた縁をつないでいく。そして広げていって、今後の助け合いができるようなつながりや、さらに西原村を盛り上げていけるようなつながりを作っていくことが役目かなと思う」

一人ひとりがまいた、復興の種。10年の時を経て、西原村の夜空に咲き誇りました。