《NHKから民放に転身》和久田麻由子アナウンサーを新番組に抜擢した日本テレビ その先に見据える「平日夜の帯番組」への起用
3月末にNHKを退局した和久田麻由子アナウンサー(37)が、日本テレビの新報道番組『追跡取材 news LOG』(土曜午後10時)のメインキャスターに就任することが発表された。NHKのエースアナの民放転身は、業界に大きな衝撃を与えている。
【写真】首肩周りがシースルー感あるマント姿の和久田麻由子アナ
和久田アナは『NHKニュース7』『ニュースウオッチ9』『NHKニュースおはよう日本』などNHKの看板報道番組を歴任。東大卒の知性と落ち着いた語り口、華のある存在感で視聴者の信頼を集め、紅白歌合戦の司会も2度務めた。名実ともにNHKを代表するアナウンサーだった。
しかし、その華々しいキャリアの裏で、家庭との両立という現実的な課題に直面していたという。テレビ関係者が語る。
「NHKはどれだけ人気のアナウンサーでも数年ごとに地方局へ異動する可能性があります。和久田アナは2019年に結婚し、現在は2児の母。夫は大手商社勤務で、双方が転勤を伴う職場となれば家庭での生活を安定させるのは容易ではない。
一方で民放キー局は基本的に東京勤務です。育児をしながら仕事をしたい彼女にとって都内で働き続けられる環境は大きい。今回の転身は家庭を守りながらキャリアを続けるための最適解だったのではないか」
日テレもまた、今回の和久田アナ抜擢については異例の力の入れようだったという。前出のテレビ関係者が語る。
「局側がわざわざ彼女のために新番組を用意したと報じられており、和久田アナありきの改編だったといわれています」
日テレは4月改編の説明会で報道番組強化戦略を掲げていた。和久田アナの今後について、女性アナウンサーに詳しいライターの島本拓氏はこう語る。
「三顧の礼をもって和久田アナを迎え入れた以上、週1日の番組出演で終わらせるつもりはないでしょう。ゆくゆくは帯番組でのオファーも考えているはずです。彼女を最も起用したいのは平日夜の帯番組である『news zero』でしょうね。
いまは番組の顔役となる女性アナウンサーが不在なので、ニュースが読めて抜群の人気を誇る和久田アナ以上の適役はいない。子育てが落ち着いたタイミングで、日テレの"夜の顔"になる日がくるかもしれません」
"ワク"にとらわれない活躍が期待される。
※週刊ポスト2026年5月1日号
