<開かずの金庫>祝儀袋の中から現金が!老舗旅館でお宝発見:所さんのそこんトコロ
「テレ東プラス」では、4月3日(金)の放送の中から「開かずの金庫を開けろ!」をプレイバックします。
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リポーターの別府ともひこ(エイトブリッジ)がやって来たのは、岩手・遠野市。創業当時の趣をそのままに残すレトロな宿「旅館 福山荘」に開かずの金庫が眠っています。
依頼主は「福山荘」代表・菊池さん。旅館の建物は、戦後に満州から戻った父・茂雄さんが昭和27年に完成させたもので、外観から館内に至るまで、当時の姿をほとんどそのまま残しているといいます。
この旅館がそれほどまでに繁盛した背景には、ある“きっかけ”がありました。

実はこの旅館には、古くから「座敷わらし」が出るという噂が。かつて宿泊した客が、寝ている時に物音で目を覚ますと、枕元に子どもが立っていたという目撃談が残されています。また、父・茂雄さんも二階からの物音を不審に思い天井裏を覗いたところ、子どもがいたずらをしていたという逸話が語り継がれています。

開かずの金庫は、家族が寝泊まりしていた部屋に鎮座していました。高さ108センチ、横幅81センチと巨大で、昭和初期のものと推測されます。菊池さんによれば、約50年前に父が開けている姿を横で見た記憶はあるものの、それ以降は一度も開けられたことがなく、開け方も一切伝わっていないといいます。
開錠に挑むのは、無敵の鍵職人・玉置恭一。大きな錆もなく状態は悪くないものの、ダイヤルの組み合わせは100万通りに及びます。
玉置は3分で一つ目のダイヤルを攻略。続く二つ目のダイヤルも、わずか30秒という驚異的なスピードで開錠に成功しました。
ところが、内側の扉は長年の錆によって固まっており、びくともしません。ドリルで鍵穴の中の錆を少しずつ慎重に削り、粘り強く作業を繰り返すこと約2時間、ついに開錠に成功しました。

中には棚と引き出しがありました。
上の棚からは古い書類の束が。土地や建物の契約書、登記済証といった旅館のルーツがわかる重要な書類に加え、大量の「招待券」も発見されました。
実は茂雄さんは、旅館経営だけでなく、地元の文化振興のために「中央映画劇場」という映画館を立ち上げていました。見つかったのは、その映画館の招待券や、株主用に発行された50枚以上の株券でした。

さらに、祝儀袋の中からは昭和38年から発行されていた千円札が2枚。
そして1970年に作家・三島由紀夫が自衛隊駐屯地で自決した事件を報じる当時の新聞も見つかりました。

下の段の引き出しから出てきたのは、母がかつて愛用していたと思われる指輪やブローチといった数々の宝飾品。おしゃれにこだわっていた父のカフスボタンやアクセサリーも、大切に保管されていました。

最後に見つかったのは、昭和39年の東京オリンピック開催を記念して発行された、日本初の記念硬貨である1000円銀貨が3枚。
数々のお宝が見つかり、「懐かしかったです」と顔をほころばせる菊池さん。当時の幸せな記憶へとタイムスリップさせてくれる、幸運をもたらす金庫開錠となりました。
