16三振を奪い、1試合最多奪三振のセ・リーグ記録を達成し花束を掲げる才木(撮影・立川洋一郎)

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 「阪神9−3ヤクルト」(7日、甲子園球場)

 阪神の才木浩人投手(27)がセ・リーグ最多記録に並ぶ16奪三振の好投で勝利投手となった。これで開幕2連勝。昨季とは対照的な好スタートにつなげた右腕の取り組みを担当記者が明かした。

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 今年の才木は動きが早かった。2月14日の練習試合・楽天戦(宜野座)で、マウンドに立っていた。昨年の同じ時期よりも1週間以上早い実戦登板。「意識的にお願いしました。早めに実戦の感覚を入れて、ブルペンで試したかった」と志願していた。

 昨年は京セラドームでのホーム開幕戦、さらには甲子園開幕戦を任されたが連敗を喫した。「去年のことは忘れました」と気丈に振る舞っていたが、春先に勝てていなかったことは理解していた。「ピークを6月〜8月くらいに持っていければ」と話していた昨季だが、今年は「一番いいのは、最初から最後までいくこと」とスタートダッシュを意識していた。

 くしくもホーム開幕戦に続き、甲子園開幕戦と、昨年と同じ球場、同じ相手になったが、今年は違った。しっかり雪辱を果たし、大きく成長した姿を見せた。(デイリースポーツ阪神担当・滋野航太)